コメント
2件
うわぁ… nokrさん素敵すぎる… 時雨さんの連載だいすきです…
僕は今日もお気に入りの場所へ来る
心地よい風に吹かれ揺れる花
風に乗った花の香りは僕の体を包む
no
僕はジョウロを片手に庭園を歩き回る
et
no
僕の肩をポンと触れる
et
僕の育てた自慢の花を見ながら言う
花を見つめる君の瞳は美しい
普段の僕なら 花の水やりに戻るはずなのに
君から目が離せない
君が花に負けないくらいの 存在感を放っているからだろうか
no
花を褒められると素直に嬉しい
et
少し歩き回る君
僕は君の後ろ姿を追う
柔らかい風が君の髪を揺らす
ひとつの花の前に止まる
et
no
et
et
no
et
花を見ながら微笑む
一つ一つの行動に胸を締め付けられる
でも苦しくない
そうだ君にあの花をあげよう
僕はある花の前に向かう
etさんは 小走りにこちらへ向かってくる
僕は例の花の前に立つ
日光に照らされていて綺麗だ
et
僕はハサミを取り出し 茎を切る
et
et
no
僕は花を君に差し出す
no
etさんと同じ髪色のカーネーションだ
no
no
no
no
no
etさんは一瞬停止したが 状況を理解した
et
そして顔を赤くした
少し間が空き
et
受け取ります