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7章

開幕

工場区域から戻って2日目、

俺は改めて、 研究所内で拾ったファイルの内容を読んでおこうと思い

中也の部屋を漁り (ちゃんと了承貰い済) ファイルを取り出して読む事にした

叶夢

………にしても、中也の部屋で保管する事になったとはな……

ファイルの保管云々については、 あの後、武装の遅めの反動で寝てしまいよく分かっていなかったが……

話によればこういう風だったらしい

洞窟 (ファイルを発見した後)

咲良偽 歩邑

これがその資料で良いと思うんだが………どうするよ

谷崎 潤一郎

読んだ後、そのファイルをどうするか…だよね………

太宰 治

どうするって言われても……

太宰 治

…まぁ、叶夢君が読む可能性を考えたら、残しておいた方が良いと思うよ

太宰 治

振り返りたい人も読めるようにね……〔寝ている叶夢をおぶった状態で〕

中原 中也

取り返される心配もねぇしな……

中原 中也

所長や幹部承認の上なんだろ?残しといて良いと思うぜ

谷崎 潤一郎

それじゃぁ……誰が持っておきますか…?

全員

…………………

咲良偽 歩邑

…俺、中也が良いと思うー

中原 中也

俺っ!?

太宰 治

そう言えば中也、最初に見つけたんだっけ

中原 中也

いや、別に俺が見つけた訳じゃねぇ…んだけど……よ………

太宰 治

…………………〔その様子を見て〕

谷崎 潤一郎

まぁでも、中也さんが持っておくのなら安心ですね

谷崎 潤一郎

もしそれを狙う輩が来ても返り討ちに出来そう…というかするでしょうし

咲良偽 歩邑

んじゃ、中也に決定だな

中原 中也

……はぁぁ………わぁったよ

中原 中也

持っときゃァ良いんだろ?〔面倒そうに〕

とまぁそんな感じだったらしい…… …太宰は何故見ると分かった……

太宰 治

いやぁ、叶夢君ならしそうだな〜と思ってね〔にこにこしながらスっと横に来て〕

叶夢

ビッッッ……クリするし人の心読むの辞めろっ!〔椅子に座っていた〕

太宰 治

君だってたまぁ〜に人の心読むじゃないか

太宰 治

これで1回分おあいこって事で〔ソファーに座って〕

叶夢

ぐっ……否定出来ない…

叶夢

確かに偶に読んじまうけど………あれは偶然の事故だししゃぁねぇだろ……

太宰 治

まぁ、叶夢君の勘だもんね〜………〔ゆったりとしだし〕

叶夢

…ったく…………

叶夢

…ん?そういや太宰

太宰 治

ん〜?

叶夢

お前、何もしなくて良いのか?

太宰 治

何って?

叶夢

最終日の襲撃に向けての準備

叶夢

部屋でのんびりしてて良いのかって事〔机に肘をついて〕

太宰 治

あ〜、その事か……

太宰 治

…うん、私は大丈夫だよ〜

叶夢

大丈夫って何がだよ………

叶夢

お前、生徒会・風紀委員会どころか…

叶夢

生徒の中で大分弱い部類なの分かってるか?

太宰 治

いやだから、そういうの大丈夫なんだって

太宰 治

私、前線に立たないから

叶夢

・・・……はい??!

太宰 治

ん?聞こえなかったのかい?

太宰 治

私、前線に立たないの!

叶夢

…………中也との連携練習は?

太宰 治

だから本当にあれは"もしもの為"なんだって………掘り返さないでよ……

叶夢

…………前線に立たない代わりに、どうすんだ?

太宰 治

校内で乱歩さんと一緒に作戦立てとか、指示役

叶夢

……………いや、うん…そうか……

叶夢

いや、今まで「なんで此奴、安全なとこで後方支援の方が良いのに前線に居るんだろう」…って思ってたけど……

叶夢

いざそうなると…………違和感………

太宰 治

今まで安全な所が無い場所での戦闘が多かったから前線に居ないといけなかったの!

太宰 治

分かるでしょう?今まで振り返ったら!

叶夢

…………あ〜……〔寮部屋、裏路地、地下、研究所での事を振り返って〕

太宰 治

……納得してもらえたかい?

叶夢

めっっっっちゃ納得した

太宰 治

それは良かった

太宰 治

………所で、ファイルの内容読まなくて良いのかい?

太宰 治

読者が待ち侘びているよ?

叶夢

1話目早々にメタ発言ぶっ込んでくるな〜………

太宰 治

3章か4章かの序盤会話が最速だけどね

叶夢

メタ過ぎる………

叶夢

……言われなくても読むわ〔ファイルを捲り始め〕

『白痴の魔王{アザトース} 研究所について』

基本的にアザトースの研究所は、 正式にアザトースへ入籍している者と、 何も知らずに働いている者が居り 研究所の数も膨大である

所長にそれぞれ割り当てられた研究所の数は、以下の通りである

第壱の研究所:200 第弐の研究所:400 第参の研究所:100 第肆の研究所(1):500 第肆の研究所(2):500 第伍の研究所:600

研究所は合計2300ある事になる……が

それぞれで運営している施設や、 総指揮官が使っている研究所・施設を合わせると もう少し数が増える

新人の為に、それぞれの研究所がある場所を 大体で記しておく

(以下、研究所の名前であろう名と 日本どころか、海外の地名が書き綴られていた)

叶夢

……………2300…以上……

太宰 治

…ほんと、吃驚だよね〜

太宰 治

しかも表向きの名前はあの大手製薬会社…

太宰 治

私も彼処の薬使って死のうって頑張ったな〜………

叶夢

ODキメんな………

叶夢

…って、一寸待て?

叶夢

研究所自体では薬の事なんもしてねぇぞ?

太宰 治

そこは〜…あれだよ

太宰 治

総指揮官がそこら辺をやっているとか、そういう事でしょ

叶夢

テキトーだな〜………

叶夢

……まぁでも、考えられるのはそれぐらいしかないか………〔ファイルを閉じ、もう1冊のファイルを持ち、捲り始め〕

叶夢

………………!?〔内容に驚き〕

この作品はいかがでしたか?

41

コメント

7

ユーザー

ついに七章だ〜〜〜!🎉 やっぱ頭の良い人は人の行動の一歩先を見据えるのだね〜おっそろし〜(心から思ってないやつだby星夜) いや施設の数多すぎて逆に人の人数足りんて、!? さぁもう1個のファイルには何があったのだろうか

ユーザー

お 馴 染 み の メ タ って事で、7章壱話をご覧頂きありがとうございます! 俺はこれから寝支度に入りますが、一応弐話は出来ているので!ストックが出来次第投稿するつもりです! これからも「文學学園物語」を どうぞよろしくお願いします! では!さよ仲!

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