テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ak
今日も俺は笑顔を被る。
pr
ak
ak
pr
pr
ak
pr
ak
pr
pr
pr
ak
pr
p〜のすけは靴箱の前に座って靴紐を 結び直してる。何度も。
俺はその後ろで音を立てないように靴を揃えた
pr
ak
並んでるけど、 肩は触れない。 歩幅は同じなのに、 間に少しだけ空間がある。 俺は、その距離がちょうどいい。 近すぎると、 何かを期待してしまう気がするから。 遠すぎると、 置いていかれた気がするから。
pr
ak
pr
ak
pr
pr
ak
pr
ak
ak
pr
ak
教室に入ると、 朝のざわめきが少しだけ遠のく。
MB
MB
MB
席に着くまでに、 誰とも目が合わない。
ak
それが一番だった
MB
後ろの席の声。 でも、それは自分に向けられたものじゃない。
分かってるから、 振り向かない。
キーンコーンカーンコーン
先生が来て、 出席を取る。
名前を呼ばれて、 少し大きめに返事をする。
先生
ak
それだけで、 ちゃんと存在してる気がした。
昼休み。弁当を出す。
MB
ak
話はこれで終わらせる。
話を広げないのも、 一つの才能だと思ってる。
午後の授業。
眠くならないように姿勢を正す。
先生
ak
さようなら
教室に鳴り響く挨拶。
椅子を引く音、 鞄のチャック、 誰かの笑い声。
廊下に出る頃には、 人の流れはもう前に行っている。
ak
俺は流されるように靴箱に辿り着く
まだ誰もいない。
ak
コトコト
ak
聞きなれた足音だ
でも振り返ると待っていたことがバレちゃう
pr
ak
pr
ak
pr
ak
pr
ak
pr
ak
pr
待つのは、得意だ。
待っていれば、 何も壊さなくて済む。
そう思いながら、 ポケットに手を入れる。
数分後、 p〜のすけが戻ってくる。
pr
ak
今日も、 ちゃんと待てた。
それだけで、 少し誇らしい。
俺は毎日半歩後ろを選ぶ。
それが、 一番安心できる場所だから。