今は、12月25日23時53分。
あと7分で1日も終わる。
今日は、クリスマス当日。
今年も、大好きな彼に想いを伝えられなかった。
お互いに作業が忙しくて、会える時間なんてなかったけどね。
彼と会うのは諦め、家で彼とのラインを見返していた。
最後に使ったのは昨日の夜。
メリークリスマスの文字が縦に2つ並んでいる。
1つは僕で、1つは彼。
青
僕は1人、部屋でそう呟いた。
作業をするのも疲れたけれど、眠る気にもなれず、僕は散歩をする事にした。
必要最低限のものを持って、近くの商店街に向かった。
青
青
昼間はガヤガヤと楽しげな声が行き交うこの商店街を、
夜中に歩くのが大好きだった。
最近はもう冬になって、風も冷たくなってきた。
早めに帰ろうと思い、元来た道を戻ろうとした時だった。
青
閉まったお店が沢山並ぶ中に、1つだけ空いているお店から、彼が出てきた。
夜ご飯でも買ったのだろうか。
思わず僕は、声をかけた。
青
黄
青
黄
大好きな彼と、意味ない話をする。
時間が少しずつ進んでいく。
23時58分。
クリスマスがもう時期終わる。
チャンスを与えてくれても、僕には出来ないんだ。
黄
青
ここで、
想いを伝えるんだ。
黄
青
楽しそうに周りを眺める君は、凄く愛おしく見えた。
その表情は、可愛くて、柔らかくて。
23時59分。
僕は結局、想いを伝えられないんだ。
黄
いや。
伝えるんだ。
23時59分24秒。
青
黄
23時59分36秒。
青
黄
23時59分42秒。
青
黄
23時59分47秒。
青
黄
僕の想いは伝えられた。
あとは返事を、、待つだけだ。
23時59分53秒。
青
青
23時59分56秒。
黄
23時59分58秒。
黄
彼がそう言った瞬間、深夜0時00分の鐘が鳴り響いた。
クリスマスの日に、しっかり想いを伝えられた。
僕たちは結ばれたんだ。
青
黄
青
黄
ちゃんとした青黄のクリスマスストーリーが書きたいと思って書きました。
前にあげたのがちゃんとしてないと言うわけではございません。
間に合うように急ぎましたが、遅れてしまいました、、
許してください()
それでは
ありがとうございました。
コメント
25件
ブクマ失礼します
ブクマ失礼します
あ...好き……(o_ _)o パタッ もうクリスマス終わっちゃったけど今日はディズニーランドだから楽しむ!…I˙꒳˙)←