話に夢中になり気にしてなかったが、外はもうほぼ真っ暗だった。
青
あ、もうこんな時間かぁ……
黄
ほんとですね……
時計を見るともう16時過ぎだった。
そして僕はあることに気づく、
青
や、やばいかも、
黄
どうしました?
青
ぼ、僕、殴られるッウルウル
黄
ッ……!
黄
……
この言葉を聞いた黄くんは俯いて暗い顔をした
青
ご、ごめん!もう帰らないとッ
黄
待ってください!
青
え?
そう言って呼び止められる。
黄
その、僕の家に来ませんか?
青
え?いいの?
彼の口からは衝撃的な言葉が飛び出してきた
黄
ぜ、ぜひ。殴られるより僕の家にいた方が安全ですし……
青
……ありがとッ…お邪魔させてもらうね
黄
ッ!はいッ!
彼は何故か嬉しそうな表情を見せた
青
ここら辺なの?
黄
はい、ちょっと物騒だけど安いんです……
青
そ、そっか、
ちょっとえっちなホテルが周りにある裏通りに案内された
───♡
─────~♡
気持ち悪い語尾の会話が沢山聞える
その時。
黄
あッ……
青
え?
黄くんは立ち止まった
黄
こ、青ちゃん、フードを深く被ってくださいッ
青
え、あ、うん。
いわれるまま被ると
黄
走りますよグイッ
青
ぅわぁッ!
手を引っ張られた
コケそうにもなりながら走る。
すると、見慣れた髪色と匂い慣れたフローラルの匂いがした
ちらっと見てみた
青
はぅッ
黄
青ちゃんッ早くッ
青
あ、うんポロポロ
いつの間にか目から涙が出ていた
黄
ッ!?
黄
ッ……グイッ
青
うぁッポロポロ
さらに引っ張られ泣きながらもがんばってはしった
ある大きなマンションの前に来て僕らの足は止まった
すると
黄
ギュッ
青
ッ!?ポロポロ
黄
痛かったですか?ごめんなさいッポロポロ
泣いてる彼が僕を抱きしめた
青
違うのッ黄くんのせいじゃないッポロ
黄
ほんとですか?ポロ
青
うんっ、ヒック
黄
とりあえず入りましょうかッ
そして彼の家に入った
文字見えにくくてごめんなさい!
𝕟𝕖𝕩𝕥➵♡500
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コメント
4件
初コメ?失礼します 本当に最高です! 見させていただきありがとうございます