そんなこんなあって、昼休み
私はあの三人が出ていったのを確認して教室に居た
そういえばさっきいじめっ子三人が隣の子と話していたような…
なんでだろう…
そんなことをぼーっと考える
音乃
…ふぁーあ
音乃
…眠っ…
音乃
はあ…
楓
音乃ちゃん!
音乃
あっ、え、?どうしたの?
急に隣の彼女に名前を呼ばれて驚く
楓
さっきからずっとため息ばっかだけど大丈夫なの?
音乃
あ…え?
正直ため息をしていた記憶なんてない
音乃
ため息…してた?私
楓
え?してたよ?
…きっと無意識にやっていたのだろう…
音乃
そっか…
楓
なんか元気ないね、大丈夫?
音乃
まあ…これが普通だから
楓
へー…
楓
あのさ、音乃って呼んでいい?
音乃
いーよ、けどなんで?
楓
なんか友達になりたいなぁーって思ってさ!
楓
仲良くしよ!
音乃
あー…うん
正直私は思ってしまう
前の子達と同じように
この子は_______のかなって