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夜
部屋は薄暗く、カーテン越しに街灯の光が淡く揺れていた
リビングのソファに、零斗は一人で座っていた
無造作に髪をかき上げて、タブレットで動画を流しながら、どこか気の抜けた横顔
でも、麗央の目には――その姿がやけに、目を引いた
(……“俺のほうが上”って、あのとき……)
あの言葉がずっと、胸のどこかにひっかかっていた
冗談っぽいくせに、すごく自信があって
それに……なんか、悔しかった
気づけば、足が勝手にそっちへ向かっていた
麗央
零斗
微笑みながら、零斗はちらりと目線を向ける
その視線だけで、なんだか鼓動が跳ねる
麗央
零斗
麗央
ぽつりと呟いた瞬間、零斗の表情がピタリと止まった
零斗
麗央
零斗
零斗はふっと笑った。けれどその目の奥、さっきまでと違う温度があった
静かにタブレットを閉じて、ソファの隣をぽん、と叩く
零斗
麗央
零斗
からかうように微笑む唇
でも、そのまなざしはどこまでも深くて、まるで底なし沼みたいに吸い込まれる
麗央がソファに腰を下ろした瞬間、零斗の腕がゆるく、でも逃げられない強さで背に回された
零斗
麗央
零斗
囁き声が耳元で熱を持つ
零斗
麗央
一気に体温が上がるのがわかる
零斗の手は、どこも強くはないのに、触れられるだけで体の奥がぞくりと震えた
零斗
麗央
零斗
零斗の指先がそっと顎に添えられて、顔が引き寄せられる
そのまま、唇がふわりと重なる――かと思えば、寸前で止まる
零斗
ぞくっとした
朔矢の“包み込む”ような優しさとは違う、零斗の“ねっとりと焦らすような”色気
麗央は、ぐっと唇を噛んで、震えた声で――
麗央
零斗の唇が、ようやく触れる
でもそれは軽いものじゃなくて、呼吸ごと奪うような、溺れさせるような熱を持っていて
(……これが、零斗の……)
たったそれだけで、体の奥がじんわりと火照ってくるのを、麗央は必死で抑えようとした
(……ヤバい……)
零斗のキスが、少しだけ深くなった
唇をなぞるように、甘く舌が触れたかと思えば、すぐに引いていく
麗央
思わず小さく漏れた声に、零斗の目が細められる
そのまま、にやりと笑った
零斗
麗央
零斗は立ち上がり、麗央の手を引いた
零斗
麗央
零斗
半ば抱きかかえるようにして、麗央を引き寄せる
ぐらっと体勢が崩れて、そのまま零斗の胸にしがみついた
麗央
零斗
零斗の低い声が、耳元で囁く
零斗
麗央
零斗
顔を真っ赤にして抗議しかけた麗央の唇を、零斗が指でそっと塞いだ
零斗
麗央
零斗
言葉の端々に滲む色気と、明確な“支配”
それが怖いのに、なぜか逃げられない
(……零斗、ほんとに、なんか……)
いつもの軽さとは違う、触れたら最後、なにかが壊れてしまいそうな“危うさ”
そしてそのまま、零斗の部屋まで引き込まれて――
ドアが、静かに閉じられた
部屋の空気は、ほんのり甘く、重い
零斗
麗央
零斗
零斗は柔らかく笑う
けれどその目には、獲物を捉えた獣のような本能がちらついていた
零斗
そう言いながら、零斗の手がTシャツの裾をめくり上げる
ひやっとした指先が素肌をなぞるたび、麗央の体がわずかに跳ねた
でも――指が、ある場所で止まる
零斗
麗央
零斗の声が、少し低くなる
朝にも言われた、あの“キスマーク”
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
次の瞬間、零斗の唇が、その痕にぴたりと吸いついた
ちゅっ……と、やけに濡れた音が肌の上で響く
麗央
零斗
麗央
零斗
ちゅ、じゅっ……
吸いついては離れて、また吸う。舌先でなぞって、そこに“自分のもの”を刻みつけるように
零斗
麗央
零斗
完全にからかう口調。でも、どこか獣じみた熱が混ざっていて、麗央の心臓が痛いほど跳ねる
零斗
麗央
零斗
唇が首筋、鎖骨、胸元……どんどん下へ滑っていく
指先で肌をなぞるたび、びくびくと身体が跳ねた
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
低く、喉をくすぐるような声が耳元で囁かれる
零斗
キスとともに、唇が耳たぶに触れて、ぞくっと背が震えた
零斗
麗央
麗央
ぐぽっ
麗央
ぐちゅ
麗央
グリュ
麗央
麗央
零斗
零斗
零斗
麗央
麗央
零斗
麗央
ぐいっ
零斗
ぐちゅ
麗央
麗央
麗央
ぐちゅ
麗央
ぐちゅ
麗央
ぐちゅ
麗央
麗央
ぴしゃっ…ぴしゃっ…
麗央
ぱたた……
麗央
零斗
零斗
麗央
麗央
麗央が声を震わせて、零斗の手をかすかに拒む
けれど――
零斗
零斗の声が、一瞬で低くなった
耳元にぴたりと顔を寄せ、冷たい吐息をかけながら、じわじわと笑う
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
唇が耳たぶを甘く噛み、背中に熱が走る
零斗
麗央
零斗
わざとらしく首を傾げる零斗
麗央
それを聞いた瞬間
零斗の口元が、ゆるく歪む
零斗
ズププッ
麗央
麗央
グチュン
麗央
グポッ グポッ
麗央
麗央
パチュン
麗央
麗央
ビュルル
ズチュ
麗央
グチュ
麗央
麗央
律動を刻みながら、零斗の片手が胸元へと伸びる
零斗
指先が、乳首をそっと撫でた
触れるか触れないか、そんな優しい圧で
麗央
零斗
麗央
零斗
くにゅ、と指で挟まれる
優しく、でも逃さないように、零はそこを舌でなぞるような口調でいじってくる
麗央
零斗
パチュパチュ
麗央
クリクリ
麗央
麗央
麗央
麗央
ゴチュ
麗央
麗央
ビュルル
麗央
零斗
パチュ
麗央
零斗
唇が喉元を這い、片手が敏感な場所をなぞる
少しずつ意識がとろけていく中で、零斗の動きが一瞬、止まる
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
にやっと笑って、耳たぶに甘噛み
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
低く笑って、片手で腰を引き寄せる
そのまま、耳元で囁く
零斗
麗央
零斗
ヌポッ
麗央
そう言って、零斗はひょいと麗央を抱き上げるようにしながら、部屋の端の鏡の前へと移動する
麗央の身体をぐっと引き寄せると、そのまま勝手にバックの体勢へと移行する
麗央
零斗
そのまま、腰を軽く押しつけられて、膝がふるりと震えた
麗央
零斗
麗央
零斗
にやっと笑って、背後から耳にキス
麗央
零斗
麗央
零斗
零斗がわざと手を離しかけると、麗央の身体がビクッと震える
思わず出たのは――
麗央
その言葉を聞いた瞬間、零斗の動きがピタリと止まる
そして、ふっと喉の奥で笑った
零斗
耳元で低く囁かれて、ぞわっと背筋が泡立つ
零斗
後ろからぎゅっと腰を引き寄せられて、背中に熱が押し当てられる
零斗
ずちゅんッ
麗央
麗央
ビュルルル
麗央
麗央
零斗
零斗の動きが止まる
そしてすぐに、うっすら笑いながら覗き込む
零斗
麗央
零斗
鏡越しに、零斗が細めた目でじっと見てくる
零斗
パチュン
麗央
麗央
零斗
ぐちゅッ
麗央
麗央
麗央
麗央
麗央
ズチュ
麗央
涙交じりの声で訴える麗央に、零斗はほんの一瞬、動きを緩める
けれどーー
零斗
耳元で、低く笑う声
零斗
麗央
零斗
にやりと笑いながら、ぐっと奥まで押し込む
グポッ
零斗
麗央
零斗
耳たぶにキスしながら、囁く
零斗
零料の声は、甘くて意地悪で、本気で欲しがっていた
零斗
麗央の"お願い”は、あっさりと溶かされていく
パンパン
麗央
震える声で抗うたび、零斗はにやりと笑う
零斗
ゆっくりと腰を押し当て、麗央の中を突き上げる
それでも麗央は、逃げるように身体を反らせて、手で零斗の胸を押し返す
グリュ
麗央
耐えきれずに、麗央の足がピンと伸びる
身体が硬直して、まるでどこかに掴まろうとするかのように、手が空中を泳いだ
麗央
抗いながらも、快楽に身を任せるしかないその表情に、零斗はまた、ニヤリとした
一応、みんなのリクエストには応えたつもり!
てか、夜中に読むBL最高だけど、夜中に書くBLも最高💗
特に🔞
みんな♡とコメントしてって!
それがあると頑張れる💪
コメント
29件
ニフフ 塾のせいで見るの遅くなったけど、良いものが見れて最高っす! そういえば、朔矢と零斗が好きなプレイってなんだろう…ばちくそ気になる!
えぐい神様👼
最高すぎる!!