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菜摘
百合子
菜摘
百合子
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
すると丁度その時、元彼から 電話が掛かってきた。
勇介
不在着信
……勇介?
何で…
勇介
勇介
勇介
勇介
勇介
勇介
そんなわけない 勇介は、平気で私を傷つけるような人
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
正直私は
きっとまだ
心のどこかで……
…でも もう戻れない
戻ってはいけない
分かってるから
愛してしまうから
傷付いてしまうから…
達也
達也
百合子
達也
百合子
達也
百合子
百合子
達也
百合子
百合子
達也
百合子
百合子
達也
百合子
百合子
達也といると、もちろん 素が出せて楽しいけど
ドキドキすることは無いし
やっぱり、達也が 私の彼氏っていうことには
どうしても違和感を感じてしまう。
……このままじゃ
私も人を傷けることになる。
百合子
菜摘
百合子
百合子
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
きっとそれは
言い訳だった。
一度は切れたあの人との糸が
また繋がってくれる事を
信じて待っている自分がいた。
今の私には、自分を コントロールすることはできない。
私を自由自在に動かせるのは あの人だけ。
……勇介。
百合子
百合子
百合子
達也
達也
達也
百合子
百合子
達也
百合子
達也
百合子
百合子
百合子
百合子
達也
達也
達也
達也
達也
胸が、苦しかった。
私は、少しでも早く勇介を忘れたくて
少しでも達也を利用した。
達也は、それでもいい って言ってくれて
私を想ってくれた。
だけど、私の中で
勇介の存在は、 思ったよりも大きかった。
達也と一緒にいる時間も
勇介が思い浮かんできて
その度に、罪悪感でいっぱいになる。
百合子
達也
達也
達也
達也
達也
達也
百合子
達也
達也
達也
なんて声をかけたらいいのか これからどんな風に接したらいいのか 分からなかったけど
達也は次の日から 何も無かったかのように 笑顔で話しかけにきてくれた。
達也には、感謝の気持ちで いっぱいだった。
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
百合子
百合子
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
…緊張で胸が張り裂けそう。
ついにこの日がやってきた。
勇介と連絡を取る日が。
菜摘に言われて決心がついた。
私は、勇介が好き。
百合子
百合子
勇介
勇介
百合子
勇介
百合子
百合子
百合子
勇介
百合子
百合子
それから何度か メッセージを送っても
勇介から返信が来ることは無かった。
あんなに思い合っていたはずなのに
どこかですれ違ってしまった私達は
それを繰り返すばかりで
彼との距離は、いつだって 中途半端だった。
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘は、いつも 気持ち良いくらいに
私が納得するような アドバイスをくれる。
中学からの親友ってこともあって 私の唯一の理解者なだけある。
私を一番分かってくれるのは 菜摘だけだと思う。
ーーー…そう、思っていたけど。
私はある日、信じられない光景を 目の当たりにした。
ふと、街中で勇介が 運転している車を見つけた。
私はその時、助手席に 座っている人を見て
頭が真っ白になった。
だってそこには 楽しそうに笑っている 菜摘がいたから。
二人が乗る車は、私の前を通り過ぎ 私はその場に立ち尽くしたまま 息をするのを忘れていた。
女の顔をしていた菜摘。
信じられなかった。
見間違いだと信じたかった。
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
菜摘
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
苛立ちを通り越して 呆れ果ててしまった私は
しばらく菜摘との距離を置いた。
ーーーすると、ある日のことだった。
菜摘から、メッセージが届いた。 無視するつもりだったが 内容を見た瞬間に指が動いていた。
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
勇介が、菜摘に レイプしたってこと…?
……嘘だよね。
……でも人は見かけによらない って言うし
とにかく嘘か本当かは別として 本当だったとしたら、助けなきゃ。
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
私は、体が震えながらも 急いで警察に電話して 菜摘が送ってきた住所を伝えた。
菜摘がいる場所は、県外で 私達の住んでいる場所とは 程遠かった。
一体何が起こっているのか 分からないけど、 とにかく菜摘の無事を 祈ることしかできなかった。
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
百合子
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
菜摘
百合子
百合子
菜摘
百合子
菜摘は危険な目に 遭っていたのに
私にまで嘘をついて ずっと一人で抱え込んで…
どこまで正義感強い女なんだよ。
ーーーそれから私は、達也と 再び交際することになった。 相変わらず友達みたいな彼氏だけど これから少しずつ達也の違う 一面を知っていきたい。
菜摘は、両親を説得して 妊娠していた子を産むことに 決めたみたい。 菜摘にとって、中絶することは プライドが許さなかったのかな。 大人の良い男性にも出会って 菜摘は幸せそうに笑っていた。
いつ何が起きるか分からない リスクだらけの人生の中
私達は、命懸けで 今を生きている。