主
主
「きさらぎ駅」
主
主
主
この世には、不思議なことが沢山ある
科学、自然、犯罪
でもたまに
想像もできないようなことに出会うこともある
僕の名前は青
ただの学生
学校は遠いため毎日1時間電車に揺られている
今日は部活もあって帰るのが遅くなっちゃったっ、
眠いし、ちょっとだけ寝ちゃおっかな
…
大丈夫
時間はたっぷりあるしね
「次は〜@d(awujw」
青
青
何時間寝てたんだろう
外は真っ暗になっていて
電車の中には人1人いな、
い?
赤
いた
とりあえず次の駅で降りよう
赤
あ〜絡まれた
めんど
青
赤
そんなの、僕も知らないよ…
青
青
赤
まもなく&mtamに着きます〜
なぜだろう上手く聞き取れない
扉が開きます、ご注意してください
〜
…行くか、
青
赤
なに、この人
ついてこないでよ…
携帯は…
繋がらないか、
仕方ない、駅名だけでも…
青
青
青
赤
赤
青
青
あたりを見渡すと
タクシーも通っていない
それどころか
人が1人もいない、?
見えるのは永遠と続く山のみ
そして
きさらぎ駅のみ
改めて彼を見る
よく見たら一緒の制服、?
でも
校章が少し違うな…
青
赤い髪
少し長めで、光に助けるような鮮やかな色
同じ学生服
でもどこか違和感がある…
赤
赤
そりゃそうだ
同じ制服と言っても他人は他人
赤
…
言った方がいいのかな
でもっ、
言った方が良いような気がする
青
青
赤
赤
ちゃん…?
駄目だ
突っ込んでたらキリがない
青
青
彼は少しだけ困りながら言った
赤
赤
赤
赤
ん?君「は」?
青
赤
赤
赤
戸惑いながらも彼は言う
赤
赤
ここに、?
赤
青
赤
青
青
赤
なんなんだろう、この子
青
赤
突然名前を呼ばれた
赤
赤
真剣な顔
さっきのやわらかい雰囲気とは別の
青
赤
青
赤
赤
赤
〜
風が吹いた
その瞬間どこかで
「青」
と呼ばれた
心臓が跳ねる
青
赤
青
赤
彼が僕の手首を掴む
人の体温じゃないほど冷たい
赤
赤
赤
必死な目
恐怖と言うより
後悔に近い眼差し
青
赤
手を離した瞬間冷たさは消えた
まるで最初から触ってないみたいに
しばらく歩いたけど
耐えられなくて聞く
青
彼の足が止まる
赤
主
主
主
主
主
コメント
3件
最高! 赤くんは大丈夫なのかな?知り合いになってるみたいだけど、、、? 続きが楽しみ🎶