仁乃
仁乃
鳴海弦
鳴海弦
鳴海弦
仁乃
仁乃は山を駆けていた
仁乃の数メートル後ろには鳴海がいる
こんな事態になったのはほんの数十分前_
亜白ミナ
亜白が隊員たちの前に立って説明をしていた
亜白ミナ
鳴海弦
仁乃
仁)い、糸目のおかっぱ野郎って、、、保科副隊長のことかな、?
保科宗四郎
鳴海弦
鳴海弦
鳴海弦
保科宗四郎
亜白ミナ
鳴海弦
茶番のような激を繰り返す隊長たちに、仁乃含む隊員たちは1部取り残されていた
東雲りん
東雲りん
亜白ミナ
亜白が軽く謝る中、保科と鳴海だけはまだ睨み合っている
亜白ミナ
亜白ミナ
亜白ミナ
亜白ミナ
亜白ミナ
東雲りん
仁乃含め、誰も手を挙げ無かった
東雲りん
東雲りん
よーい、スタート!!!
そして、今に至るのである。
仁)嫌だこの人、無駄に足速いし!!
仁)すぐに捕まっちゃうよ!!
鳴海の後ろにはすでに捕まってしまった隊員がいた
仁乃
仁乃
仁乃
鳴海弦
鳴海弦
鳴海はスピードを緩めることなく、確実に仁乃に追いついていく
仁乃
鳴海弦
仁乃
仁乃
仁乃は軽々しく岩を飛んで跳躍する
そのすぐ後を鳴海が追い上げていく
だんだんと
鳴海と仁乃との距離が縮まっていき……
鳴海の手が仁乃の手首に触れようとしたその時……!
保科宗四郎
保科宗四郎
仁乃
仁乃の前に突如保科が現れ、仁乃は苦労も惜しく簡単に捕まってしまった
突然の登場に驚いた仁乃は動揺でよろめく
仁乃
バランスを崩して川に落ちそうな所を、仁乃のすぐ後ろにいた鳴海が抱きとめてそれを阻止する
仁乃
仁乃
鳴海弦
鳴海弦
鳴海弦
仁乃
仁乃
鳴海の腕にすっぽりと覆われた仁乃
それが体格差を大きく表していた
仁乃
仁乃
仁乃
鳴海弦
鳴海は仁乃の方には目もくれず、ただ保科をじっと見つめていた
保科はどこか呆然とした表情でプルプルと小刻みに震えている。
鳴海の腕の中にいる仁乃を見つめて。
鳴海弦
鳴海がぼそりと呟く
運良く、それが聞こえていなかった仁乃が首を傾げた
仁乃
鳴海弦
鳴海弦
鳴海弦
鳴海弦
鳴海は思い詰めた表情からぱっと笑顔になると、自分の腕の中にいる仁乃を離した
鳴海は去り際、保科のほうを見つめてニヤリと笑うと、上機嫌で上流の方へ上って行った
仁)鳴海隊長があんなに笑顔なの初めて見た……
仁)なんか………
仁乃
取り残された仁乃は1人呟いた
続く
コメント
22件
言い、命の恩人に気持ち悪いはwwww
やべぇww気持ち悪いでめっちゃツボったwww