嘘つきました

みんなが帰った神社の中、ゆめは1人呟く。

私ゆめは、体調が悪く病院に行ったところ、なんと、余命3ヶ月と診断されてしまった。

治療しても治る確率は低く、ほとんど治らない。

だからマイキー達と縁を切ったのだ。

私にとってここは思い出の場所。

あの日私の両親は買い物に行った。

私は小学5年生だった。

何時間も帰って来ないことから、不審に思っていたが、

まさか、事故にあったなんて

手術すれば助かる怪我のハズだったが

緊急手術の時、1部の器具の用意をし忘れていたらしく、

治療も出来ないまま死んでしまった。

私は両親から、周りを困らせたらダメと教わっていた。

だからいつも、冷静だった。

物事を客観視する事も出来ていて、全く泣かなかった。

両親が死んだという知らせを受ても、涙が出なかった。

けど、少し経つと、

悲しさと

医者に対する怒り、呆れ

色々な感情が出てきて、この神社に駆け込んできた。

その時、いきなり4人の男の子が話しかけて来た。

原チャをバブと言っているリーダーの様な人が、マイキー。

こめかみに龍の刺青をしているでっかい人が、ドラケン

目付きの悪い、唇に傷がある人がぱーちん

面倒見の良さそうな、十字架の柄のピアスをした人が、三ツ谷

首に虎の刺青が入った遅れてきた人と仲の良さそうな人が、一虎

遅れてきた、犬歯のある人が、場地

これが私達の出会いだった。