○○
あーあ、思い切って出てきたけど何しよ
ピロリンッ(スマホの通知音)
○○
ん?だれからだ?
○○
……千冬か。
千冬と○○のLINE
千冬
○○さん
○○
なに、まだなんか言いたいの?
千冬
違います!嫌味言いたいわけじゃないです!
○○
じゃあなんだよ。
千冬
俺、○○さんがいじめてるなんて思ってないです
○○
は?
千冬
俺は○○さんの味方です!
千冬
○○さんを信じてます!
○○
じゃあなんでさっきモブ子の味方したんだよ。
千冬
それは…
千冬
俺なりに○○さんがいじめてないっていう証拠を探そうと思って…
○○
千冬…
○○
つまりお前は私のためを思って一旦敵になったってことか?
千冬
そうです。
千冬
だから信じて欲しいです
○○
そう簡単には信じねーぞ。
千冬
分かってます、俺が場地さん達のスパイかもしれないとか思うかもしれないですよね
千冬
だけど本当に俺は○○さんの味方です!
○○
そう、じゃあ私を信じさせるためのいくつか条件がある。
千冬
条件ですか?
○○
1つ、週に何回か直接会ってそっちの情報を教える
○○
2つ、会う時は絶対に1人で来ること
○○
この2つだけ。
千冬
分かりました、守ります。
○○
じゃあ交渉成立だね
○○
とりあえず情報共有は明後日な。
千冬
分かりました。