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コメント
12件
番外編嬉しすぎますーー🥲‼️‼️‼️ ttさんとnaさんってなんかまあ、こいつら(この2人)だし仕方ないかってなんやかんや裏で沢山応援してくれそうですよね т т‼️‼️ jpさん!あなたは一体yaくんになんて言ったんだ‼️更新嬉しすぎて、、

番外編の更新嬉しすぎます😭😭待ってました😭‼️ていうのと本当に、これ毎回言ってる気がしますが解釈一致すぎてもはや怖いです……なつめさんと脳共有してるまである…この2人に関して1番世話焼きなのって確実にttですよね⁉️🥲キューピット…2人のキューピットなんだ…親兼キューピットtt、大好きなのでありがたすぎます…🙏公式でその片鱗が見え隠れしてるのも恐ろしい…この概念、ガチなのでは…❓と思わざるを得ません🤯
番外編きちゃ~~!!!✨ 幸せの先の日常めっちゃ見たかったので嬉しいがすぎます🫶🎀 もうtt彡親すぎて最高👼
jpya BLの番外編です。 地雷の方、BL無理な方は お戻りください。 最初から最後まで捏造です。 ご本人様とは一切関係ございません。
今回はtt視点です。 ほんとに少しだけセンシティブかもしれないです⚠️ 苦手な方はご注意下さい。 何でも許せるって方はどうぞ!
俺は気づいてしまった
こんな事気付いてしまいたくなかったんやけど
俺は自分の察しの良さと タイミングの悪さを呪った
事の始まりは1ヶ月前
まだ冬が始まったばかりの頃だった
その日は俺含め6人くらいで ボードゲームしてて 負けた2人が買い出しに行くことになっていた
ゲームに負けたuryaが2人で買い出しに行ったけど
urだけしか帰って来んかった
ya君は活動限界やからって また飯も食わずに寝るとか言い出したらしく
jpが様子見に行ったって聞いてたのに 待てど暮らせど jpは帰って来んかった
tt
ur
ur
tt
tt
tt
俺が席を立とうとした瞬間
na
1番様子を見に行くのに賛同してくれそうなnaさんが意味深なアイコンタクトを送ってきた
tt
その視線は鋭く 何かを警告しているようだった
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na
tt
na
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俺たちは一旦 目で会話をしてみたけど
長年の付き合いでも naさんが何を言いたいかはわからなかった
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tt
俺がついに席を立つと naさんは俺を 可哀想な物を見るような目で見てきた
na
tt
na
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2階へと続く階段は 冷たい空気で満ちていて 頭がスッと冴える気がした
俺は階段を登りながら さっきのnaさんの目を思い出していた
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俺はその時 一つの可能性に思い至って 階段を登る足を止めた
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ただ俺はjpの手の早さも知ってるから 完全にその考えを否定できなくて
でもそんなこと 友人2人に対して考えてしまった事が後ろめたくて
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半ば祈るような気持ちで ya君の部屋まで歩みを進めた
…ゆ、…はい…よ だ………ぶ?
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yaくんの部屋の前まで来たけど 部屋の中からはjpの声が途切れ途切れに聞こえてくるだけで
俺は大いにホッとした
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tt
念のためドアの前で しばらく聞き耳を立ててみたけど
俺が想像していたような声は 全くと言っていいほど聞こえてこなかった
むしろ2人でいるのに 静か過ぎて 違和感を感じるくらいで…
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ほぼ八つ当たりで中の2人を驚かそうと
俺はそーっとドアノブを握った
、ああっ、!! お、………か?
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突然ya君の苦しそうな声が聞こえてきて 俺は思わず2、3歩ドアから後ずさった
jpぁ、……ソコっ、…ば、
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ya君のそういうときの声なんて もちろん聞いた事ない
あ"っ!!ん、 …はぁ…ああん!
けど俺は確信した
コレ絶対…
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むしろ謝るのは みんながおるのにおっ始めやがった 2人の方やのに
俺は心の中で謝り倒しながら
音を立てないよう 最新の注意を払ってその場を後にした
その後リビングに逃げ帰った俺は
naさんの憐れむような 視線に迎えられたのだった
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もうちょい周りのこと見えてると思ってたはずのjpが
こんな初歩的なミスをするのが不思議に思えた
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でも俺は2人に 「お前らうっさいねん!」 とは言えんかった
ya君がずっとjpの事好きやったんは知ってるし
2人の間の空気が何となく 変わってからも jpはya君の事 基本放置で
相変わらずjpを一方的に見つめる 寂しそうなya君を発見するたび もどかしく思ってたから
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俺が何か言う事で また2人がギクシャクして ya君を悲しませる事態になったら 申し訳なさすぎるから
優しい俺は一旦 黙って見過ごしてやる事にした
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普通なら体目当てって思われてもしゃーないような 放置からの突然の進展に jpの恋愛観とかが ちょっと心配になったけど
ya君がいいなら…まぁ…
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俺はまたちょっとya君を憐れみながら jpが冷蔵庫の奥に隠してたコーラを 一気に飲み干したった
あれから1ヶ月
あの日から またあんな感じでアンラッキースケベ(絶対にいらん)に遭遇するんじゃないかって警戒しながら過ごした俺は
1ヶ月前に2人のやらかしを放置…
…じゃなくて そっとしておいた自分を少しだけ恨んだ
そして 警戒し過ぎたせいで 余計な情報を拾い過ぎた自分を もっと恨んだ
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俺は気づいてしまった
あいつら2人が曜日と時間を決めてイチャついている事に…!!
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おそらく忙しい2人が 何とか触れ合う時間を確保しようと 考えた結果なんやろなとは思うけど
気づいてしまった以上 その日の話し合いは なるべく早く終わらせるように 気を使ってしまったり
その時間が近づくと急にソワソワし始めるya君を気づかれん程度に宥めたり
2人がイチャついている時間は みんなが2階に行かんように 気を配ったり
なんやかんやで 世話を焼いてしまっている …俺は何でこんなに頑張ってんねん?
最初の頃は 2人きりで会う時間を 制限されているであろうya君のために 知らんふりしといたろーとか 思っててんけど
なんかさすがに 疲れてきた…
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tt
俺の影ながらの支援なんて 気づきもしないで jpはソファに寝転んで たまに欠伸をしながら携帯をいじっていた
こういう時間をya君に割いてあげたらいいのにって俺としては思うんやけど お前の感覚どうなっとんねん?
ちょっと会って ちょこちょこっとやるだけやって… そんなんセフレと一緒やん
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いつのまにかリビングには 俺とjpしか居なかった
普段なら勝手にしろや ってほっとくとこやけど
この時の俺は(勝手に)世話焼いて疲れ切ってて jpに一言言ったらな 気が済まんくなっとった
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jp
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jp
jpはソファから飛び起きて 「何で知ってんの?」 って顔で俺を見てきた
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jp
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jp
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jp
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jpは口元を何となく手で隠してたけど ニヤついてるのがバレバレやった
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クソ… 思いがけずこいつらのなんやかんやを想像してしまった…
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そういうとjpは あんまり見た事ないような優しい顔になった
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jp
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ごめんjp、俺お前の事 クズ中のクズやって 思ってたけど 間違ってたかもしれん
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全然見てなさそうで 俺の普段の細かい配慮とかも jpはちゃんと見てくれてて
突然こうやって 喜ばせてくる
こういうとこにも ya君は惚れたんちゃうかな、 とか思った
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jp
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jp
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jp
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jp
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その時jpがなんか閃いた顔をして 嫌な予感が全身を駆け巡った
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ガチャ
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突然の話題の人物の登場に 俺は腰を抜かすほど驚いた
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ya
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ya君は俺とjpが秘密の話をしていたと勘違いしたのか (いや実際だいぶ秘密にしておきたい内容ではあるが) ちょっと不安そうな様子で聞いてきた
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jp
ya
ya
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何となくjpの意図が わかってしまった俺は 心の中でya君に謝った
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jpya
tt
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ya
jp
ya
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tt
ya
jp
jp
ya
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tt
ya
ya
jp
俺の一言で察したya君は 大人しくjpに玄関まで 連れられて行った
玄関先でも ya君はありえんくらい顔を真っ赤にして固まってたけど
jpがya君の耳元でなんか一言囁いた瞬間 今まで見たことないくらい 幸せそうな顔ではにかんだ
tt
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俺はその様子に ちょっと感動すら覚えた
律儀に約束を守ろうとするjpと なんだかんだ言って 結局jpが忙しいからって 遠慮してるya君が また何となくすれ違ってるような気がして
無理やり2人一緒に出かけさせたけど
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ちゃんと幸せそうな yaくんを見て安心した
あんなにイラついていた気持ちも 落ち着いてしまっていて
また明日からも 密かに尽力してしまいそうな 自分に呆れた
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1人残されたリビングには 風が窓にぶつかる 寒々しい音だけが響いていた
俺は 寒い中身を寄せ合って 仲睦まじく歩いているであろう 2人の事を想った
願わくば あいつらを取り巻く多忙な日常が この風みたいに吹き付けて 幸せを攫って行きませんように
俺は2人を守るように そっとカーテンを閉じた
--- 終 ---