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私の隣には、いつだって彼がそばにいた
私の隣で、あなたがふっと微笑む姿を、眺めることが好きだった
私と手を繋いで、一緒に歩幅を合わせながら
「なかなかつかないね」
なんて笑いあって歩く、桜並木の道路が好きだった
たまにつまずく私を、彼は「ヤンチャなだなぁ」と笑って手を差し伸べてくれた
雨が降った日は、ふたりでひとつの傘に入って帰った
なんだか窮屈で、胸の鼓動が君に聞かれているんじゃないかと焦りもした
だけど、片方の方をふたりで濡らしながら帰るのは楽しかった
ずっとこのままでよかった
毎日あなたと会って
毎日服を褒めあって
毎日笑いあって
お互いの誕生日には
カーネーションを送り合って
綺麗だねなんて言い合いたい
毎日そばにいさせて
それで良かったはずなのに
だんだん花が枯れていく
花が散り行く様を、ただひとり呆然と見つめる
落ちてゆく花弁を掴もうとしても、指の間を通り過ぎていく
彼の笑い声が聞こえそうなほど、花びら達は私を弄ぶ
おねがい、おねがい
私の手で壊れていかないで
あぁ、花が散る
ただ私を残して
空の波のように花が散々ちっていく
私は、手を伸ばすことしか出来なかった
彼がまた手を差し伸べてくれるのを待つように
相澤ハナの紙尋問はまた数日後に公開致します。なにか尋問で聞きたいことがあればコメント下さい。