コメント
16件
最後のメールやばい…。 あきらってやつちょっと○してくるわ。うん。 続き楽しみ!!向日葵畑いいねぇ
最後不穏なの怖い…!続き楽しみです!
すち
ふかふかのタオルを首に巻いて、 俺はリビングへ戻った。
リビングには、いるまちゃんと らんらんとひまちゃんがいた。
こさめちゃんと、みことちゃんは 明日何か用事があるらしい
俺はそこにいるみんなに、 一つ提案をした。
俺が思い出すため、
暇ちゃんに思い出を 届けるため。
すち
LAN
雑誌のページをめくりながら らんらんは答える。
いるま
いるま
LAN
と、二人は目を見つめ合って 手を叩いた。
暇72
暇ちゃんはそう言って、 頬杖をつきながら俺に聞く。
すち
すち
キィ、と高い音を立て、 床と掠った椅子に座った。
すれば、暇ちゃんから 『これ』たいって飲み物が渡されたから『ありがとう』と返した。
LAN
LAN
いるま
いるま
LAN
…らしい。
先生曰く、 『記憶はなくても、前の性格は継がれる』って言っていた。
なら俺は変わってしまったのかもしれない。
誰か、大切な人のせいで。
すち
手を引かれれば、着いて行きたくなる
そう思うのは 思えるようになったのは
君が俺を導いてくれたからだろう
暇72
暇ちゃんと目が合った。
すち
すち
暇ちゃんが笑ってる
すち
すち
すち
すち
すち
すち
いつの間にか、 俺は膝の上で拳を握っていた。
爪が、食い込むくらい強く。
すち
すち
すち
忘れたくない
すち
そう俯いた時
いるま
いるまちゃんが、 俺に言った。
いるま
いるまちゃんは立ち上がって 俺に耳打ちする。
いるま
それも二人に聞こえないような小さな声で。
すち
俺は頷いた。
少しは躊躇ったけど、 いるまちゃんの声が、 “正直”を求めていた。
いるま
いるま
いるま
すれば、前屈みになっていた 上半身をゆっくり持ち上げ、
いるまちゃんは優しく笑った。
いるま
すち
すち
二人は不思議な顔をしていた。
俺はそれを、 横目で見ていた。
暇72
話が終わったあと、 暇ちゃんは俺のとこに来て、 弱く、裾を引っ張った。
すち
すち
一瞬俯いたかと思えば、 すぐに顔を上げて、 満面の笑みで、俺を見た。
暇72
すち