夕食中
シン
湊さん、俺
さっきまでの和気あいあいとした雰囲気はどこへやら
急に真剣な表情で見つめられたかと思うと
シン
もう一度湊さんの袴姿が見たいんです。
湊さん
……それって
シン
身内だけの小さいものでいい
シン
結婚式を挙げませんか?
湊さん
(……結婚式なんて)
湊さん
(招待されることはあっても)
湊さん
(招待する側になるなんて)
湊さん
(……一生ないと思ってた。)
湊さん
(……ほんと、お前に出会ってから)
湊さん
(初めてのことばかりだよ。)
シン
……だめ、ですか?
湊さん
……袴もいいけど
湊さん
お前にはタキシードの方が
湊さん
……似合うんじゃねぇの。
(シンから視線をそらしながら)
(シンから視線をそらしながら)
シン
(嬉しそうに顔をほころばせる)
シン
湊さんのタキシード姿、それも捨てがたいです!
シン
それじゃあ、お色直しが必要ですね。
湊さん
……そうだな。
シン
ついでにウェディングドレスも着ちゃいますか?
シン
純白のウェディングドレス
シン
湊さんにすげぇ似合うと思うんで。
湊さん
調子に乗んな。(シンにデコピンする)
シン
……。(おでこを押さえる)
湊さん
そ、そんな恥ずかしい格好で
湊さん
人前に何か出られるか!
シン
じゃあ、2人っきりの時なら
シン
着てくれるってことですね。
湊さん
ちがっ
シン
俺、湊さんに似合うウエディングドレス作りますから
シン
楽しみにしててくださいね。
湊さん
だから着ねぇって言ってんだろ!
シン
楽しみだなー。
シン
湊さんのウェディングドレス姿。
シン
俺しか見ないんですから
シン
エロくてもいいですよね。
湊さん
はぁ!?
シン
太ももが見えるくらい短い丈にして
シン
布も肌が透けて見える素材に
湊さん
か、勝手に話を進めんな!
シン
式場を決めたり、招待客のリストを作ったり
シン
これから忙しくなりますよ。
シン
湊さんも手伝ってくださいね。
湊さん
もちろん。
湊さん
俺たちの結婚式だからな。
湊さん
はじめっからお前だけに準備を任せようなんて
湊さん
思ってねぇよ。
湊さん
……いい式にしような。
シン
はい!
こうして俺たちは
結婚式に向けて
その準備に奔走することになるのだった。
おまけのおまけ
シン
湊さん、結婚式の日取りなんですけど
シン
来年の湊さんの誕生日にしていい?
湊さん
(結婚式を挙げるって決めてから)
湊さん
(どんな式場がいいかとか)
湊さん
(誰を招待したいかとか)
湊さん
(聞いてきたかと思えば)
湊さん
(あいつの方が俺よりよっぽど忙しいはずなのに)
湊さん
(希望に合う式場を翌日にはいくつも上げてきたり)
湊さん
(席次表を作ってきたり)
湊さん
(尋常じゃねぇスピードで)
湊さん
(どんどん準備が整っていく。)
湊さん
(こいつが要領いいのは分かってたけど)
湊さん
(……優秀すぎんだろ。)
湊さん
(いつもなら)
湊さん
(あいつの提案を受け入れることの方が多い。)
湊さん
(だけど、今回だけは……。)
湊さん
……俺は、
湊さん
……シンの誕生日がいい。
シン
えっ?
湊さん
……お前が俺の誕生日を
湊さん
特別な日にしてくれたように
湊さん
……俺もお前の誕生日を
湊さん
もっと特別な日にしたい。
ぎゅっ
シン
……うれしい。
シン
……すげぇうれしい。
シン
今から来年の誕生日が楽しみです。
こうして俺たちの結婚式の日取りが
決定したのだった。
kumauki
シン、湊さんにプロポーズする おまけを読んでくださりありがとうございました。
kumauki
シンは湊さんと結婚式挙げたがると思ったので。
kumauki
湊さんの最高の晴れ舞台を用意するために
kumauki
彼は絶対、全身全霊をかけて結婚式の準備に取り組むことでしょうw
kumauki
皆さんもお察しの通り
kumauki
次回は結婚式の話を投稿予定です。
kumauki
楽しみにしていただける嬉しいです。
kumauki
それでは次のお話でまたお会いしましょう。






