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海に行ってみたい！
湊
え？
翠
昔お母さんがよく
翠
連れてってくれたあの島の海
翠
良ければだけど…
湊
まぁ良いけど
湊
あの人に
湊
予定が合うように交渉してからだな
翠
ありがとう
翠
（私が）
翠
（昔あんな事を）
翠
（しなければ…）
湊
…
湊
母さん…（涙
２半年前
翠
冷えてきたね…
湊
うん…
お母さん
じゃあ休憩しよっか
翠
うん
翠は崖の方に行った
翠
！
翠と一緒に雪が崩れ落ちた
お母さん
翠！
湊
え！…
母さんが助けに行った
だけど
翠と引き換えに
落ちてしまった
翠
え…
湊
え！…
湊
（何が起きた…？）
翠
…
翠の手が細かく震えていた
翠
私のせいで…
湊
翠…
湊
…
湊
見てくる
湊
翠は待ってて
翠
えっ…
翠
私も行く！
湊
え？…
翠
私だって…
翠
助けたいし
翠
足を引っ張りたくない
翠
でも
翠
人任せにはしたくないよ…
湊
…じゃあ
湊
山小屋まで助けを呼びにいくか？
翠
うん…
湊
ハァハァ
翠
お兄ちゃん？
そこで俺の
記憶と意識が
途絶えた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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