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お母さん
瑛美！
お母さん
何なの！
この点数は！
この点数は！
そこには定期テストの結果が書いてある紙があった
お母さん
今日、瑛美の部屋に行って、掃除してたらベットの下にあったんだけど？
瑛美
そもそも人の部屋入らないでよ。
お母さん
あんた、こんな点数じゃ高校なんて夢のまた夢よ！
お母さん
どうせまともに勉強してないんでしよ！
瑛美
何？
瑛美
高校行けなかったら何？
瑛美
何か問題でも？
お母さん
困るのはあんたなのよ！
お母さん
勉強しないと職にもつけない！
お母さん
何も出来ないヒモになるだけなのよ！
瑛美
別にいいでしょ？
お母さん
アンタは困らないだろうけど、アンタと付き合った人はアンタの為にお金を稼いでくるのよ！
お母さん
アンタは人に頼りっぱなしの奴になるのよ！
お母さん
それでもいいの！？
瑛美
相手は幸せだと思ってるんでしょ？
瑛美
ならいいじゃん。
お母さん
相手は苦しくなるの！
お母さん
楽しく付き合えないと思うし、そんな生活なんてしたくないでしょ！
お母さん
だったら勉強するべきでしょ！
瑛美
うるさい！
瑛美
あんたにそんな事決められたくない！
お父さん
何だ！
お父さん
大きい声を出すな。
お母さん
お父さん、見てよコレ。
お父さんは有名な病院の院長である為、頭がよかった
お父さん
お前、なんていう点数を取るんだ！
お父さん
ふざけてるのか！
瑛美
ふざけてなんかねぇよ！
お父さん
次もこんな点数取ったら、スマホとか取り上げるぞ！
瑛美
ふざけんな！
次の日の学校
珠紀
おはよぉ(*๓´˘`๓)
瑛美
おはよ
珠紀
今日、素っ気ないな。
珠紀
なんかあった？
この子珠紀(たまき)は私のことをよく理解してくれている
親友のような存在だ
瑛美
実はさ、定期テストの結果の紙見つかっちゃってさ。
瑛美
散々叱られて次のテストもこんな点数だったらスマホ取り上げられちゃうんだよね。
珠紀
うわっ、ヤバくないそれは？
瑛美
ヤバいから困ってんの！
珠紀
ドンマイ！
瑛美
ドンマイじゃないよ〜。
帰宅中
瑛美
はあぁ。
瑛美
スマホ取り上げるっておかしいでしょ。
瑛美
はぁ、手っ取り早く頭良くなる方法ないかな。
コトン
瑛美
(眼鏡？)
瑛美
あの､落としましたよ。
通行人
…………
瑛美
(いいのかな？)
帰宅後
瑛美
拾ってきたけど、どうしたらいいのよ。
瑛美
説明書付いてる。
瑛美
読むか。
瑛美
なになに
このメガネを拾った方へ このメガネは【エリート眼鏡】と言って付けるだけで頭が良くなるメガネです。 きっといるであろう、頭が良くなりたい人の為だけにお作りしました。 試供品程度ですので付けてみてください。 ですが、このメガネにも限界がありますので クールダウン程度の取り外しをよろしくお願いします。
瑛美
ｴｯ!?
瑛美
むっちゃイイじゃん！
瑛美
オシャレだし。
瑛美
明日から使お〜。
次の日の学校
珠紀
瑛美、おっはよー！
珠紀
って、瑛美!?
瑛美
おはよぉ。
瑛美
眼鏡かけたんだ。
珠紀
似合ってるじゃん！
瑛美
ありがと！
先生
ここわかる人！
先生
いるかな？
瑛美
はい！
先生
じゃあ瑛美さん！
瑛美
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先生
正解よ！
先生
すごいわね。
先生
難しい問題だったのに。
珠紀
すごいじゃん！
瑛美
(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)えへへ
それからも、
先生
今回のテスト、とても難しかったんだけど、満点がいました！
珠紀
誰だろうね。
瑛美
うん。
先生
瑛美さん。
瑛美
はい。
先生
よくできていたわね。
珠紀
何点だった？
瑛美
100点だった！
珠紀
すごいじゃん！
瑛美
珠紀は？
珠紀
90点だった！
瑛美
惜しかったね。
そこからは瑛美の成績はどんどん上がって行った
オーラ
エリート眼鏡か。
オーラ
エリート眼鏡は頭がどんどん良くなっていく眼鏡。
オーラ
クールダウン程度の取り外しが必要なのは、
オーラ
情報処理能力がそれ程高くないから。
オーラ
エリート眼鏡は脳細胞の一つ一つをエリートと同じような脳細胞と取り替えて、
オーラ
それをその人の脳とすることが目的だからね。
オーラ
それをその人の脳として馴染ませ、使うこと。
オーラ
それがこのメガネの目的であり、悪い所でもあるんだよね。
オーラ
カーラも怖いもの作るね。
オーラ
全く。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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