DV表現あり
由貴
莉音
由貴様から告られた時は 本当に嬉しかった
もう二度とあんなことが 起きないように
神様に何度も願った。
莉音マミー
莉音マミー
莉音の父
莉音の父
莉音の父
莉音マミー
俺の親は元々セフレだったらしい
金がなく、父親が脅し母親は 結婚した
俺らも父親が望んで生まれてきたわけじゃない。
中だしして気持ちよくなった代償は俺らがいて面倒くさくなる事だった
父親がクズだが、母親はとてもやさしかった。
莉音マミー
莉音マミー
なにもできなかった俺たちにいつも元気をくれた
俺たちが幸せになればいい
それがは母親の口癖だった
雫
莉音
和花
姉の雫(しずく)は9歳 俺莉音は3歳 妹の和花(のどか)は1歳だったが 父親は容赦なかった。
泣く和花を怒鳴りつけ それを見てなく俺を怒鳴りつけ、 雫ねえちゃんは部屋に籠る
泣いてるのはお前のせいだと父親 に怒鳴られ謝りながら俺らを泣き止ませてくれていた母の姿が今も 目に浮かぶ。
莉音マミー
莉音の父
莉音マミー
和花
和花
莉音の父
莉音の父
和花
莉音の父
莉音マミー
莉音マミー
莉音マミー
莉音マミー
莉音
莉音
莉音
莉音の父
莉音の父
莉音
莉音の父
パンッッ(莉音の頬をぶつ)
莉音
和花
和花
莉音マミー
莉音
莉音
莉音マミー
莉音
莉音マミー
莉音マミー
莉音
和花
莉音マミー
和花
莉音
莉音マミー
莉音マミー
莉音
和花
莉音マミー
莉音の父
雫の部屋
雫
雫
雫
雫ねえちゃんは毎日声を殺して泣いていた
泣いたら俺たちみたいに殴られて 蹴られて暴言を吐かれる。
それがわかっていたから雫ねえちゃんは家では一人でいたんだ
独りで毎日毎日我慢することだけを覚えていたんだと思う。
雫
4年後 ー雫:13歳、莉音:7歳、和花5歳ー
ガチャッ
莉音
雫
雫
雫
雫
あれから姉ちゃんは、親と顔もほぼ合わせないまま中学生になった
だが1回だけ
姉ちゃんが頼み込んで自分の部屋を作ってもらい (物置部屋を整理しただけ)
机と椅子とベッドを買ってもらっていた時に姉ちゃんと親は話した
姉ちゃんが父さんに土下座して、 母さんも必死に働いてやっと買えた
莉音
莉音
雫
雫
莉音
雫
雫
莉音
莉音
雫
雫
雫
雫
莉音
雫
雫
莉音
雫
雫
莉音
学校では友達に心配を かけたくないため、 嘘をついていた。
この頃の俺は姉ちゃんしか頼れる 人がいなかった
莉音
雫
雫
雫
莉音
雫
莉音
雫
莉音
雫
雫
雫
スマホもテレビも見たことが なかった俺は
本を読むこと(読んでもらう) ことしか楽しみがなかった
小さい頃に読んでもらった 幸せな家庭を築く物語
運命の人。 それは俺にとって すごく憧れているものだった
莉音
雫
雫
雫
莉音
莉音
雫
雫
莉音
4年経っても家庭環境は 変わらないままだったが、
俺は姉ちゃんのおかげで毎日を過ごせてきた
何よりも姉ちゃんを 失いたくなかった
3年後 雫16歳、莉音10歳、和花8歳
彼ピッピ
雫
莉音
莉音
俺は下校中や友達と遊ぶ時に 姉ちゃんが彼氏と一緒にいるところを見るようになった
莉音
タッッタッタッ
莉音
雫
彼ピッピ
彼ピッピ
莉音
雫
莉音
莉音
莉音
彼ピッピ
彼ピッピ
莉音
雫
雫
彼ピッピ
雫
彼ピッピ
雫
莉音
莉音
莉音
雫
雫
莉音
運命の人と会いたい。
喧嘩ばかりしている親とはかけ離れた、愛し愛されている存在
俺もそんな運命の人が欲しかった
誰かの1番になりたかった
そんな思いが日に日に強く なっていった
莉音の父
莉音マミー
莉音マミー
和花
和花
莉音マミー
和花
莉音マミー
莉音
莉音マミー
莉音
この頃になると母は壊れてしまった
10年以上耐えてきた暴力に耐えられなくなり、すぐに過呼吸になってしまう
俺たちになんて目もくれなかった
莉音の父
莉音マミー
莉音の父
莉音
莉音マミー
莉音
和花
莉音の父
莉音マミー
莉音マミー
莉音の父
莉音の父
莉音マミー
莉音の父
莉音の父
莉音マミー
莉音マミー
莉音の父
莉音
和花
莉音マミー
お母さんはお父さんに段々依存するようになっていった
俺たちの優しかったお母さんを お父さんが奪ってしまった
吐き気がした
雫19,莉音13,和花11
※夜やと思っといて 背景なかったんや許してくれ
案の定俺は死にたくなった
姉ちゃんが幸せそうなのを見るともっと
どうして俺だけ どうして俺ばっかり
生きるのが辛くなった
莉音
莉音
莉音
莉音
莉音
ガラララッ
雫
莉音
莉音
雫
莉音
雫
雫
莉音
雫
雫
莉音
莉音
莉音
雫
雫
雫
雫
莉音
莉音
雫
雫
莉音
莉音
雫
ガララララッ
その日はなかなか寝られなかった
ぐるぐるぐるぐる
ずっと俺の中の嫌な部分が渦巻く
考えることをやめることができない
早く運命の人に出会うことを願った
莉音15歳
お友
莉音
お友
莉音
お友
莉音
親友
莉音
莉音
親友
お友
親友
3年生になると、親友が一人できた
信じられるその子には家庭の事情を話した
泣いてくれた
初めて俺のために泣いてくれて、 ゆっくり話を聞いてくれた
そして今ではフォローしてくれてる
俺の生きる意味の1人になった
親友
莉音
お友
お友
親友
莉音
お友
親友
莉音
親友
莉音
親友
莉音
お友
お友
莉音
親友
莉音
お友
親友
莉音
お友
親友
莉音
お友
親友
莉音
それから俺は一生懸命勉強を頑張った
早く親から離れられて 運命の人に会えると思うと 勉強なんて苦ではなかった
受験日当日
莉音
莉音
親友
雫
雫
和花
和花
莉音
莉音
莉音
雫
莉音
莉音
雫
和花
親友
タタタタッ
和花
和花
雫
親友
親友
和花
雫の部屋
合格発表の日
雫
雫
莉音
莉音
親友
和花
和花
莉音
雫
カッ(パソコン押す音)
受験番号1006番 あなたは合格しました。 おめでとうございます
莉音
雫
親友
和花
雫
莉音
和花
親友
和花
親友
莉音
和花
莉音
そこからは一瞬だった
お父さんとお母さんに形上挨拶して
荷物準備して 和花と雫姉ちゃん別れ告げて 俺は家を出た
莉音
和花
雫
莉音
和花
莉音
雫
莉音
和花
莉音
和花
莉音
和花
雫
雫
雫
莉音
莉音
莉音
ガチャッ
莉音
莉音
由貴
由貴
莉音
莉音
由貴
由貴
莉音
由貴
由貴
由貴
莉音
莉音
由貴
莉音
由貴
莉音
由貴
莉音
由貴
由貴
莉音
由貴
莉音
莉音
由貴
莉音
これが俺と由貴様の出会いだった。
でも、打ち解けるには早かった、
俺がこの学園に入って3ヶ月後には由貴様は彼女全員と別れ、
莉音
由貴
由貴
莉音
莉音
莉音
由貴
莉音
2人(良すぎるッッッッッ!!!!!!)
付き合えたねおめ
どっちかヤンデレ・メンヘラにしようと思ってる
どっちがいい?
コメに書いてね、
コメント
1件
メンヘラ束縛とか良さそう!