そらびび
よーし、今日はあと寝るだけ!
こーく
はーい
そらびび
寝室へ行くぞ!
そらびび
寝室ここから近いんよー
そらびび
ほらここ、めっちゃ近いっしょ?
寝室はリビングから少し歩くだけであった。 ちっか...!
こーく
じゃあおやすみなさい〜
僕は床にゴロンと寝っ転がった。
そらびび
は?
こーく
え?
そらびび
何で?
........................なんでとは
こーく
いや当たり前でしょ
そらびび
ん?あー、えっとね?こーくくん
そらびび
優しいそらびびお兄ちゃんが教えてあげまちゅね〜w
そらびび
寝る場所は、床じゃなくてベッドだよ〜?わかるかな〜?
こーく
前から僕のベッドなんてなかったし、
こーく
それにベッド1個だよ?
そらびび
じゃあ譲る!俺ソファで寝るから!
こーく
悪いよそんなの!
こーく
こんくらいしなきゃ!
そらびび
ベッドで寝てって言ってるの!わかる!?
そらびび
床なんて硬い場所で寝たら傷も治らないよ!!?
こーく
無理だって!
こーく
ベッドなんて無理!
言い合いは終わらず...。 そのあとも15分ほど同じやり取りをした。
そらびび
じゃあ一緒にベッドで寝よ
しばらくしてびびくんは戦法を変えてきた。
こーく
は?
そらびび
一緒、ベッド、寝よ!
こーく
え?
そらびび
ベッドに2人で寝るの!
こーく
はぁ?
そらびび
あーもう!
一向に話を理解しない僕に嫌気がさしたのか、びびくんは僕の手を引いた。
こーく
はッッ!?
そして僕をぎゅっと抱きしめ、ベッドに潜り込んだ。
こーく
うわぁぁッッ!?
そらびび
よし、寝るぞ!
そのまま僕たちはすやすやと眠りについた。
こーく
(暖かい...)
凄く、心地が良かった。
僕はもうこの時から、
おかしかったのかな____?