TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

こんにちは、こんばんは

主です。

今回はバットエンドをお送りしたいと思います。

結論は…

この世界から消えることにする。

麗ちゃん!

私だって消えたくない!

でも私がこの世にいる限り

協会は追ってくるでしょ。

ダメだ、それ以上言うんじゃない。

…ごめんね。禮兄

ずっと守ってくれてるの知ってた。

でも、私は誰かを恨まずには生きていけなかった!

お母さんたちの仇でこの世界に入ったけど

仇はいなくなったからこの世界にいる意味が分からなくなった。

恨む人がいないと生きていけなかった!

だから俺を…

もう疲れたの…

信用もできない人を信用するの

薫も牧、桃も。

森(紫)

麗さん。

麗ちゃん。

私は生きがいがないの!

生きている意味が見つからないの!

そこまで追い込まれてたの…?

…。

ごめん、ごめん…禮兄。

こんな妹でごめん…

こんなチャンスもう無いから…

今日身辺整理して…

森(紫)

本当に…

もう自分を偽り続けるのは疲れたの!

この生活から解放されるんでしょ?

もう疲れたの!

私を解放してよ…

森(紫)

麗さん…

れい…

…ごめん

…。

本当にやるの…?

麗…?

どうした、桃?

何してるの?

大量の手紙…薬?

睡眠薬。

そろそろ飲まないとな

なんで…

明日になったらわかるよ

トラウマになるかもしれないけど

どういうこと…?

ごめんね?桃、禮兄

助けられなくてごめん

ダメな兄でごめん

禮兄は悪くない。

みんなにはさ、一週間たったら伝えて。

わかった。

ごめん、禮兄。

私を助けるために協会に勧誘してくれてたんでしょ?

ずっと断り続けてごめん。

気遣ってくれてありがとう。

…。

れい…?

ごめんね?ありがとう今まで。

麗?

あり、がと、ね らい、にい

麗、だめだ!意識を持て!

まだそっちに行ってはだめだ!

麗?麗!

バイバイ?らいにい

麗?麗。

森(紫)

禮。すまない。

謝るな。森は悪くない

紫兄。

森(紫)

来ない方がいい、桃くん

来るな。麗が起きる

麗は寝ているんだ。

森(紫)

わかった。行こう、桃くん。

森(紫)

本当に行くのかい?

ああ、これは最後まで俺がやらないといけないことだ。

森(紫)

でも!

いいんだ。

俺は今までなにもしてあげれなかった。

これくらいできなくてどうする。

森(紫)

…禮。

俺は麗の兄なんだよ。

観察班1班、班長禮です。

森(紫)

同じく、森です。

観察対象1番、立花麗の件で御報告に来ました。

幹部

入れ。

立花麗ですが、命を断ちました。

幹部

やっと邪魔なのがいなくなったか。

森(紫)

ですが、よろしいのですか?

幹部

どういう意味だ?

森(紫)

彼女が居なくなれば、バランスが崩れるのでは?

幹部

それは何とかするさ。

幹部

というか、何とかなるだろう。

幹部

あいつの席を奪おうと人数も減るだろうしな。

そうですか。

失礼します。

森(紫)

失礼します。

1週間後

お邪魔します。

なんでここに…

久しぶり、薫

森(紫)

来てくれてありがとう。禮

じゃあ話始めるか。

森、全員いる?

森(紫)

1人いないけど…連れてくるよ。

お願い。

森(紫)

桃くん。下に来てくれないかな?

嫌だ。

森(紫)

麗さんに関係のある話だ。

聞きたくない!

放っておいてくれ!

森(紫)

聞くんだ。麗さんの残したことだ。

森(紫)

聞くんだ、桃くん。

森(紫)

逃げてはダメだ。

森(紫)

連れてきたよ。

ありがとう。

遅れてすみません。

いや、いいよ。

じゃあまずは前提からね。

俺は麗の兄だ

俺と森、いや紫だっけ?

森(紫)

ああ。

俺らは協会の人間だ。

協会の人間とは…?

森(紫)

簡単に言うとマフィアの警察みたいなものだよ

わかった。ありがとう。

結論から言うと…

麗はもうこの世にはいません。

えっ…

なんで…

森(紫)

理由として、色々なことに巻き込まれ過ぎたんだ。

麗自身は悪くない。

でも、色々やりすぎたんだ。

森(紫)

協会にとって扱いに困る人だったんだ。麗さんは。

上はこの機会に始末しようと考えたんだろう。

森(紫)

そして麗さんは精神的に追い込まれていたらしい。

人間不信になっていて

外側を維持するのに必死で疲れたようだった。

そこまで…?

人を信じるのが辛いんだそうだ。

森(紫)

薫や牧さんでさえも。

じゃあずっと辛かったってこと…?

きっと…。

俺にも気を使ってたのか…

みんなへの手紙を預かっている。

読んでやってくれ。

そして、ありがとう。

麗に関わってくれて。

支えてくれて。

兄として感謝する。

本当にありがとう。

1つ目のエンドとなるバットエンドは終わりとなります。

当初は麗さんは死ぬ予定はありませんでした。

ですが、物語の中で誰も死なないのはあれだなと思い、この結果になりました。

もうひとつのエンドと後日談がありますので、もうしばらくお付き合いください。

では、また次回

この作品はいかがでしたか?

45

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚