テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コーラル(主)
581
32
らら
2,987
あり
7,382
start
mf
ya
mf
mf
mf
mf
ya
mf
mf
ya
mf
ya
ya
ya
ya
mf
mf
mf
ya
mf
うりと『仲直り』をした後_運営のラウンジから、うりの部屋に移動してきた
ur
私もうりもターミナルの制限はいつの間にか解除されていた
だからか、部屋に入ってからずっとうりはモニターに向かって作業を続けている
na
うりはなぜか後ろから私を抱き込んで、そのままモニターを操作していた
na
ur
na
na
ur
na
ur
na
ur
na
ur
ur
ur
ur
ur
_そうしてうりは彼との会話を語ってくれた
ここにログインする前……私がうりを探して観覧車に向かう、少し前のこと
うりが自宅で作業していたときに、もふさんが訪ねてきたのだという
ur
mf
ur
mf
mf
ur
ur
ur
mf
mf
ur
ur
mf
mf
ur
こいつは二重人格にでもなったんだろうか
__アンロジカル開発初期からもふとは何度も議論を繰り返してきた
ur
仮想の体験を現実に持ち越さないようにする事。それだけは徹底して対策を講じてきた
その検証が一定の水準に達していなければ開発モニターを募集する段階に至れないと頑なに言っていたのはもふだ
そう、俺よりももふの方が
ur
mf
ur
mf
ur
mf
mf
これまで別人のように見えていたもふの瞳が、俺のよく知る色を灯した
ur
mf
ur
ur
mf
ur
ur
ur
mf
mf
ur
mf
mf
ur
mf
ur
まるで仮想世界のように姿が消えて、一瞬目を見張る
……が、影像として出力していたのだとすぐに思い当たった
ur
ur
_ターミネーションコードはアンロジカルの全データを完全消去することができる唯一の権限
アンロジカルを創ったばかりの頃、あいつの方から俺に託してきたものだ
mf
mf
ur
mf
mf
mf
ur
『涼乃のあと来い』、という不可解な指示
ur
ur
ur
ur
__うりの話を聞き終えて、私は無意識のうちに息を吐いていた
うりは淡々と語っていたけれど…
もふさんに対する複雑な感情や、彼なりに懸命に開発を進めていたこと_
その気持ちが伝わってきて、どんな反応を返せばいいかわからない
na
na
na
na
ur
立ち上がろうとした私の気配を察してか、ぐっと片腕で腰を押されられた
na
ur
na
ur
na
いくら信用するって決めたからと言って……
距離の詰め方が急すぎる。人付き合いを避けてきた弊害なんだろうか
na
ur
ur
na
ur
ur
na
na
ur
na
ur
na
少し体勢が変わっただけでさっきより接着面積が増えてしまい、すっぽり抱き込まれる
na
ur
na
ur
na
ur
na
ur
na
真顔でドストレートにそんな事を言われて、余計に恥ずかしくなった
na
ur
na
ur
ur
ur
ur
na
ur
na
ur
na
na
na
na
ur
ur
ur
ur
ur
na
na
珍しく迷ってる様子をみせる
na
ur
na
ur
na
ur
煩わしい質問だとわかっていて、あえて聞いた
ur
na
na
ur
ur
そうして、再びうりが静かに語ったのは、私には想像もつかない彼の人生だった
_いつからかは、もう覚えていない
おそらく自我が芽生え始めたくらいの幼い頃から、詐欺師の親に荷担させられて犯罪行為を手伝っていた
それが当たり前の環境で育った
同世代の子供がしないような事を当然のようにさせられていても、自分だけがおかしいとは思わなかった
……なぜかって。そんなのは自分だけじゃないと知っていたからだ
俺は特別だったわけじゃない
『特殊』ではあったかもしれないが、壊れた家庭環境なんて掃いて捨てるほどそこら中に散らばっている
この世界は最初から狂ってる
そもそも生物として全く同じ行動をする人間など存在するはずがないのだから、『普通』を定義しようとする方が間違っている
…とにかく、倫理感など持った方がバカを見る
両親は『金を騙し取る』事に執念を燃やしているタイプの犯罪者だった
実際に見聞きしたことは無いが、騙されたせいで自殺した人間がいたかもしれない
__だが、そんなのはどうでもよかった
俺の瞳に映る世界は『そういうもの』だ
……そのうち、両親が逮捕された
短い期間だが俺も少年院に入り、同じ街で両親の出所を待った
しかし__ 出所時期を過ぎても、彼らは迎えに来なかった
ur
ur
誰の所有物でもない。待つ必要なんてなかったんだ
自分は自分のために、好きなように生きればよかった
なぜ、他人に選択権を委ねようとしたのか__
猛烈な憤りを感じたし、悔しかった
人生で一番憤ったのは、おそらくそれが最後だ
__そうして18歳の時にもふに出会った
水商売の裏方で生活費を稼いでいた時に、つまらない喧嘩に巻き込まれて
それをもふが仲裁したのが、きっかけだった
mf
もふはアプリの開発会社を経営してるらしい。俺でも知ってる有名なSNSだった
AIの技術革新を目指しているのだと。その手伝いをして欲しいと、男は言った
ur
ur
mf
mf
mf
ur
mf
mf
mf
色々な可能性はあったが……俺は誘いに乗った
理由はただひとつ、金だ
俺が安易な犯罪に走らなかったのは両親の末路を知っていたからだ
別にまっとうに生きたいわけじゃない
ur
mf
mf
ur
mf
mf
ur
mf
mf
mf
ur
mf
ur
mf
ur
mf
ur
mf
mf
mf
ur
mf
mf
ur
mf
ur
ur
mf
ur
mf
ur
ur
mf
ur
mf
mf
ur
mf
mf
ur
mf
ur
mf
na
ur
ur
ur
ur
ur
na
ur
na
na
na
ur
na
それは、偽りのない本音だった
ur
na
na
ur
na
na
na
na
ur
ur
ur
na
__その時、くらりと目眩がした
na
na
ur
ur
ur
na
ur
ur
na
うりが変われないことも、唯一の家族であるもふさんに逆らってでも……彼の夢を叶えようとしてる事も
na
あや
あや
あや
あや
コメント
11件
わお!!! 今回も色々と知れたし特に🖤🎸💜👓の過去を知れて嬉しい✌ 🖤🎸リンの親詐欺師だとは‼️ しかも言葉が全部よすぎて心に刺さった🥺💕 てか、🖤🎸リン💗🍪彡にバックハグしてるのマジで、キュンってきたぁぁ!!!!マジで、尊い!!!!どのカプも推せる💕💕

今回も面白いヨォ! うりさんの過去がよくある虐待とかじゃ無くて、親が詐欺師でそれに荷担されてたなんて😨 うりさんはきっと「自分の居場所がほしい」誰かに「ここに居て良いよ」とか「うりはうりでいいんだよ」 って事とか思いたかったというか、 うーんまぁそう! ? まぁ、とにかく! うりさんは"誰かから愛されて愛したい"愛されたかったんだね! 私も友達から必要とされる友達でありたい!
うわあああ今回も重くて深くてエモすぎた…!!😭💔 うりの過去がまさかそんな壮絶なものだったなんて…詐欺師の親に荷担させられて、捨てられて、それでも「自分は自分のために生きる」って決めた強さに胸が締め付けられたよ。もふさんに出会って「夢」を共有できたこと、それがうりの生きる意味になったんだね…「嬉しかったんだ」って言葉が刺さりすぎる🥺 そして涼乃さんとの距離感も急接近でドキドキした!「噛みつきたい」発言には思わず叫んだわ…!笑 でもそれだけうりが涼乃さんに心開いてる証拠だよね。2人の関係性がどう変わっていくのか、次回も楽しみすぎる!!✨