あーずかい
……ねえおっp
あーずかい
コレ、なんだと思う?
おっp
…バカが書いた魔法陣
あーずかい
なるほどなあ…(納得)
あーずかい
字もぐちゃぐちゃだし、これ本当に発動するの?って感じだけど
おっp
魔力もほとんど感じないし、そもそもこれ魔法陣?
あーずかい
でもほとんどってことは全く感じないわけじゃないんでしょ?
…えー、なんか怖…
…えー、なんか怖…
おっp
分かる、色々と歪すぎて怖い
あーずかい
これ俺のコールドマジックで壊せたりしない?
おっp
あーあるかも?
あーずかい
(…触れないと発動できないのめんどうだな、触るの嫌なんだけど)
あーずかい
…【コールドマジック】!
あーずかい
…ダメだ、魔力が微量すぎるせいで凍らせられない
あーずかい
魔法陣じゃないんじゃないか説が濃厚になってきたぞ
おっp
ワンチャン仕掛けた本人近くにいたりするんじゃね?
おっp
これはダミーで、背後から奇襲するとか
あーずかい
あーまあ可能性としてはありそう?
おっp
…でもあれだな
シーーーン……
おっp
なんも聞こえない
あーずかい
…え、おかしくない?だって、俺ら以外にも相当数いたはずだよね?
おっp
…うん、ここに逃げ込んでる人結構多いねって話したもんな俺ら
あーずかい
…逃げよう、嫌な予感する
おっp
…それな
mob
ふふ
おっp
!!
ヒュンッ!
mob
よく避けたわね
おっp
…これでも、音と気配には敏感なんでね
おっp
あの魔法陣もどきは君?
mob
そうよ、何か問題でも?
あーずかい
(待って、なんだこれ)
あーずかい
(視界が揺らぐ……?思考がまとまらない)
あーずかい
(何、これ……?違う、考えることはできてる…のに、体、が……?)
mob
…ふふ
mob
(水色のアイツは効いてきたみたいね、迂闊に魔法陣なんか触るからよ)
おっp
……!
おっp
(やっぱりな)
おっp
【共鳴・以心伝心】
おっp
《あーずかい、耳塞いで俺の後ろにいて》
おっp
《多分魔法陣を触った時に、あいつの能力にかかった》
あーずかい
…!!
あーずかい
《ごめん、あぶないところだった》
mob
(さて、あとはアイツも魅了させてしまえば終わりだけど)
おっp
(…なるほど、仕組みはなんとなく分かった)
おっp
《気をつけて》
おっp
《あいつの能力は【魅了】、できるだけ俺の声に集中してあいつの声は聞かないで。姿も見ない方がいい》
あーずかい
《…極力そうする、けど…もし、堕ちたらごめん》
おっp
《もしそうなった時には助けるまでだよ》
おっp
(…とは言ったものの)
おっp
(俺一人であの女に勝てるかどうかも怪しいのに、あーずかいに対してなんて勝てるわけない)
おっp
(……どうしたものか)
mob
あれー?かかってこないの?じゃあ私から行っちゃおー♡
おっp
(…いや、やらなきゃいけない)
おっp
【共鳴・躁__
おっp
(……違う、ダメだ!これがあーずかいの耳に入ったらあーずかいの精神はおそらく保たなくなる……!!)
おっp
【残響・波紋の永響】!
mob
!?!?なに、こ…れ……
おっp
……ふう、よかった効いて…
あーずかい
………。
おっp
あ、あーずかい、アイツ気絶したから多分能力切れたし、大丈___
あーずかい
【アイシクルソード】
グサッ
おっp
……は…?
おっp
…お゛ぇっ、ゲホッ……!?
ビチャッ、ビシャ
おっp
なん゛、で……
おっp
あーず、かい…?
あーずかい
………。
mob
…ふふ
おっp
な、んで……!?
mob
はーもう、私がこの程度で気絶とかするとでも?
おっp
…どう、し、て…
mob
どうしても何も、私はランクⅣよ?
mob
あんたみたいなよわっちい、ランクⅡすらもならない弱小とは違うのよ
おっp
(…想定しうる限りの最悪のパターン)
mob
さて、あんたに選択肢をあげる
mob
忠実な私のしもべになるか、魔硝石を差し出すか。どっちを選ぶ?
おっp
(このままじゃ、俺は脱落するしあーずかいもこいつに散々利用された後に魔硝石を壊されて脱落させられることになる)
おっp
……………。
おっp
クソ、がよ………!!
おっp
【聾唖・聴かざる言わざる】
mob
ひっ!?
mob
(なにこれ、なんで、私がいじめられてたころの記憶が、勝手に)
mob
(ふざ、け……)
mob
(!?)
mob
(声が、でない…?何も聞こえない…?)
mob
(!!!)
mob
(あいつ、逃げる気……!!
mob
あれ、喋れる…?
mob
……そう言うことね。効果時間が短いから私を倒すのもできない、こいつの魅了を解除するのもできない……
mob
…ふ、あっはははははははっっっっ!!!
mob
弱いやつは逃げる
mob
自分が何よりも大切だから
mob
せっかく強いやつに守ってもらってたのにそいつを見捨てるなんて、無能ってやっぱ居るのね
おっp
……クソがッ!!
おっp
好き勝手、言いやがって………!
父親
どうして“出来損ない”のお前をわざわざ魔法学園なんかに行かせなきゃならない
父親
俺も母さんも優秀なランクの能力者だと言うのに
父親
弟ですらランクⅡあるのに、お前と来たら…
父親
そんな薄気味悪いちゃっちい能力の能力者なんて、魔法学園に行ったってどうせいじめられるだけだw
父親
どうしても行きたいなら寮付きのとこにでも行け、お前の顔なんて見たくもないしな
父親
金ならまあ出してやらんことない、お前の顔を見なくて済むならな
父親
お前はいらないんだよ、“無能”
おっp
……っ!
おっp
…違う、俺は無能じゃない
おっp
俺は、出来損ないなんか、じゃ…
おっp
……。
おっp
(友人の一人も助けられない、元凶のあの女も倒せない、一人じゃ何もできない)
おっp
はは
おっp
結局、俺は…
おっp
ただの“出来損ないの無能”じゃないか
作者
鬱パート
入れる気ないのに
書いてしまう
(五七五)
入れる気ないのに
書いてしまう
(五七五)
作者
楽しくなってきたなあ!?
あーずかい
最悪だよお前
おっp
控えめに言って死ね
作者
ひどくないっすか?
あーずかい
お前だよ
作者
……。(←萎えた)
作者
…さよなら
おっp
萎え落ちすんな






