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#📢🍍
暇主@夏休み入ったー!
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浪霧(らむ)
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コメント
1件
みぅです🤍🥀 第2話、読み終えたよ…。 いるまが“マスター”を作り続ける執念、めちゃくちゃ刺さった。何十年もかけて、みんなが少しずつ手伝って完成させたのに、起きたなつに「お前はマスターじゃない」って言うシーン、胸がぎゅっとなったよ…。それでも最後の「おかえり、マスター」が、執着じゃなくて新しいはじまりの言葉になってて、すごく温かかった🌙 続き、すごく気になる…!
ズリズリ…
ズリズリ…
illma
あるところに
ひとつの廃墟についた
崩れかけた巨大な研究施設
錆びた鉄骨に絡みつく植物
割れた窓から漏れる小さな灯り
そこには、俺と同じ
ヒューマノイド達がいた
lan
illma
illma
lan
その隣では、 顔の半分が壊れた個体が無表情で空を見つめていた。
mikoto
lan
mikoto
lan
illma
<あ”ははッ!なんで涙止まらないんだろッ?あははッ!
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illma
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lan
illma
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lan
lan
illma
ザッザッザッ…
俺は、この廃墟で暮らすことになった
気づけば、壊れた機械たちの集団の中で眠り
目覚め
また1日過ごしていた
ザッザッザッ…
illma
カランッ
illma
illma
illma
(拾う
illma
赤く透き通る、小さなレンズ
夕焼けを閉じ込めたような、優しい赤色
illma
(しゃがむ
周囲に散らばる部品を、 一つ、また一つと拾い始める
頭部のフレーム
指の関節
人口皮膚
壊れていない回路
illma
拾っては並べ、拾っては組み合わせる。
何度もやり直しながら、少しずつ形を作っていく
illma
ザッザッザッ
lan
(振り返る
illma
lan
illma
illma
lan
illma
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illma
illma
illma
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illma
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illma
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illma
illma
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illma
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しゃがむ)
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illma
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illma
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lan
lan
illma
ザッザッザッ
ピタッ
illma
lan
部品を抱え、俺たちはさっきの場所へ戻った。
床いっぱいに金属のパーツを並べる
腕部、脚部、フレーム、神経回路
足りないものだらけだったが、 それでも形には近づいていた
lan
illma
lan
ザッザッザッ
mikoto
振り向くと、顔の半分が壊れた ヒューマノイドが立っていた
右側の人工皮膚は剥がれ、露出したフレームの奥で片方の橙色のレンズだけがゆっくり瞬いている
ぼんやりした表情のまま、こちらを見つめていた
lan
illma
lan
lan
lan
mikoto
ザッザッザッ
mikoto
らんの隣まで来ると、 床一面に広がった部品を見回した
mikoto
lan
lan
mikoto
みことは俺ではなく、らんの顔をじっと見つめた
そして少しだけ頬を膨らませる
mikoto
mikoto
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mikoto
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mikoto
mikoto
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illma
マスターを作り続けて、何十年もの月日が流れた
最初は、俺とらんだけだった
拾った部品を磨き、足りない部品を作り、 壊れては直し、また組み立てる
気の遠くなるような作業だった
それでも、一日たりともやめようとは思わなかった
illma
その想いだけが、俺を動かし続けていた
いつしか噂は廃墟中に広がっていた
「死んだマスターを作ろうとしてる奴がいる」
「何十年も諦めない馬鹿がいる」
最初は笑っていたヒューマノイドたちも、気づけば工具を持って俺たちの隣へ座るようになっていた
illma
誰も「無理だ」とは言わなくなってい
いつしかそれは、廃墟のみんなの仕事になっていた
ザッザッザッ
mikoto
元気な声が工房に響く
振り返ると、 小さな部品を両手で抱えたみことが駆け寄ってきた
顔の半分は今も壊れたままだが、その片方のレンズは昔よりずっと生き生きと輝いていている
mikoto
mikoto
illma
(頭撫
mikoto
みことは嬉しそうに笑った
その笑顔を見ていたらんは、工具を置いて苦笑する
lan
lan
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mikoto
mikoto
mikoto
lan
mikoto
lan
mikoto
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illma
さらに、何年もの時が流れた
廃墟だったその場所は、 いつしか工房のようになっていた
壁には設計図が何枚も貼られ、 棚には整理された部品が並び
床を埋め尽くしていたガラクタも少なくなっている
廃墟の中は、あまり変わらなかった
一体のヒューマノイドが静かに横たわっている
俺のマスターは、あともう少しで完成する
illma
カチャ、カチャ…
カチャ、カチャ…
lan
illma
lan
lan
lan
illma
その言葉を聞いたらんは、完成間近の身体を見つめる
胸部
神経回路
人工筋肉
そして閉じられた赤い瞳
確かに、終わりは近かった
lan
lan
lan
illma
lan
lan
lan
その一言だけ残して、静かに出ていく
扉が閉まり、また静寂が戻る
俺はゆっくりとマスターの顔へ手を伸ばし
指先が頬に触れる
冷たい
まだ、ただの機械だ
illma
何十年も言い続けた言葉を、もう一度呟く
illma
数時間後
胸部装甲を閉じ、人工神経の接続を確認する
俺は震える指先で、最後の一本のコードを持ち上げた
illma
接続端子へ、ゆっくりと差し込む
カチリ…
ビビッ!
illma
青白い電流が全身を駆け抜ける
強い光が走り、思わず目を細める。
照明が一瞬だけ明滅した
何も起こらない。
illma
やっぱり駄目だったのか
natsu
illma
閉じられていた瞼が、ゆっくりと開く
赤いレンズ
その瞳に映ったのは、目の前に立つ俺
紫色の髪が反射して、 赤い瞳の中では淡い赤紫色に揺れていた
紫色の髪が反射して、 赤い瞳の中では淡い赤紫色に揺れていた
illma
喉の奥が詰まる
何十年も夢に見た光景
illma
もし俺が人間だったなら
きっと、この瞬間に涙を流していた
ゆっくりと、その身体が起き上がる
ぎこちない動き
けれど確実に、自分の意思で
赤い瞳が、俺を見つめる
natsu
口元を覆うボイスユニットから聞こえた声は
俺の記憶の中にある、あの優しい声と同じだった
思い出の中のマスター
だけど、違う
俺は、静かに首を振った
illma
illma
一瞬だけ、胸が締めつけられた
それでも、嘘は着きたくなかった
illma
natsu
natsu
natsu
natsu
illma
natsu
illma
illma
natsu
natsu
natsu
illma
illma
natsu
illma
natsu
illma
その言葉は、誰にも聞こえない
俺だけの小さな秘密
けれど、その想いはもう執着ではなかった
大切な記憶を胸に抱いて、 新しい命を迎えるための言葉だった