ボムギュさんをベッドに寝かせてから 私はソファーに座り、出された真っ赤なアップルティーを 飲みながら
お話を始める
??
あ、そういえば
お名前申し上げてませんでしたね
お名前申し上げてませんでしたね
ヨンジュン
僕はチェ・ヨンジュンって言います。
🌸
ヨンジュン…さんですね
ヨンジュン
はい、あなたの名前は…
🌸
🌸です。
ヨンジュン
🌸さんですね。
ヨンジュン
…改めて、本当にありがとうございます
🌸
いえいえ…それより、
なぜボムギュさんは倒れて居たんですか…?
なぜボムギュさんは倒れて居たんですか…?
ヨンジュン
…僕からは、言えません。
少し顔を顰めながら言うヨンジュンさん… そんなに重い事情があるのだろうか…
と、少し不安が積もった
ヨンジュン
えっと…あ、今日は泊まってください、!
気まずくなった雰囲気を 明るくしようとしたのだろう…。
🌸
そんな、悪いですよ…ッ!
ヨンジュン
夜にこの森に居ると
“危険”です。
“危険”です。
🌸
…
“危険”その言葉にすこし恐怖を感じた 心臓が縛られた様な気分になりながら私は
🌸
は、はい。
私は、了承した。
ヨンジュン
泊めるとなれば、
部屋が必要ですよね…部屋は_
部屋が必要ですよね…部屋は_
ボムギュ
…、僕の部屋でいいよ。
ヨンジュン
ボムギュ?!体調は、?
大丈夫か?
大丈夫か?
すぐに駆け寄って顔を覗き込む ヨンジュンさんに対して私も同じ様に覗き込んだ
ボムギュ
…ゲホッ、平気です。
ヨンジュン
そっか、でももうあんな無茶はすんなよ。
🌸
💭 無茶…?
無茶…、?それに、ボムギュさんは ヨンジュンさんに対して敬語?
様々な事に違和感を抱きながら 2人のお話を聞く
ボムギュ
分かりました…その子、
僕の部屋でいいです。
僕の部屋でいいです。
そう言うとボムギュさんは、私を指で指さず 手全体を使って伝えてくれて内心感動してる自分が居た
ヨンジュン
…ボムギュがいいなら、
頼む…、。
頼む…、。
ヨンジュン
あ、🌸さん…夕食は済ませましたか?
🌸
え、あ、まだですっ。
ヨンジュン
…こちらで用意しますので
先に湯船に浸かって来たらどうでしょうか
先に湯船に浸かって来たらどうでしょうか
丁寧な説明で案内をしてる姿は まるで執事のようだ
🌸
じゃあ、そうします。
きっと、きっと良い人なのだろう そんなことを心の中で片隅にも考えず信じた