TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

約束

一覧ページ

「約束」のメインビジュアル

約束

1 - 約束

♥

19

2023年06月04日

シェアするシェアする
報告する

今回は赤青の物語です!

読切作品となっていますのでご承知おきを。

莉紅

莉紅(りく)

蒼(あおい)

莉紅心情

蒼心情

俺が君をもっと好きになったのも

今ここで会えたのも

奇跡でもなんでもない

莉紅

君が約束を覚えててくれてたからだねっ!

今ここから飛び降りれば…

楽に…なれる…

ガシャンッ、

お母さん、ごめん…

ヒュウッ

莉紅

危ない!

僕…死ねたかな…

…いいんだ、

僕に生きてる価値なんて…

蒼の母

ぉい…ポロポロ

なんだろう、なんか聞こえる

蒼の母

…まだ、______、蒼

おか、さん…?

…!!

だ…じょぶ…?

君!大丈夫?

…あれ、、

僕って本当に…

パチッ…

不幸だな…

莉紅

だい、じょうぶ?

…君は…だれ?

莉紅

隣のクラスの七瀬莉紅。君は?

僕は…蒼。成瀬蒼。

莉紅

大丈夫?君、屋上から飛び降りるところだったよ?

…なんで生きて、…

莉紅

なんでって…俺が助けたからかな

なんッ…!

莉紅

まって!何も言わないで…

莉紅

ごめん。初対面の人を助けるなんて、おかしいよね…自分も死んじゃうかもしれないのに…

でも俺は、

君に死んで欲しくなかったんだ

わあ、お花きれーい!

綺麗だねー!!

青くんのママ!見て!綺麗な花びら!

青の母

綺麗ねー

よく、2人の少年は公園で遊んでいた。

赤くんには親はいなく、祖母に育ててもらっていた。

青くんのお母さんは、とても優しい人だった。

赤くんに親がいないから、よく家に来てご飯を作っていた。

だけど…

ある日、青くんのお母さんは死んでしまった。

お母さん、僕、もうすぐ中学生だよ

空から、見えてるかな

母親が死んでしまった青くんは、中学生になったら、施設に入れられることになっていた。

青くん!

赤くん、

ごめんね、呼び出して

大丈夫、…で、なに、話って

青くん、施設入れられるんだよね

そうだよ

もう会えないって思ったら、悲しくて…

だ、から…ポロポロ

また会えるように…ポロポロ

俺と約束して欲しいんだ!ニコッ

約束…?

俺らが高校生卒業した日の夕方、空がオレンジ色になったとき、ここでまた会おう。

高校卒業したあと…?

そう、卒業したあと。嫌、かな

ううん、会いたい。絶対約束守るから

やった、嬉しい

約束、ね

約束。

莉紅

とりあえず俺、1回教室戻るからさ。

う、うん…

莉紅

あ!一つだけいい?

なに?

莉紅

絶対に死なないで、お願い

約束…だからね

先生

高校生活、3年間お疲れ様!卒業、おめでとう!!!

クラスメイト

お前らとの3年間、最高だったよぉぉぉビェェェ

僕は覚えてるよ…

君は…覚えててくれているかな…

覚えて…ないか

もう、帰ろう…

蒼くん!

…!?

莉紅

おまたせ

…ッ…ポロポロ

莉紅

なんで泣いてるの?w

僕っ…ポロポロ

君に…ッ

助けられたんだ…

お母さん、ごめん…

ヒュウッ

莉紅

危ない!

パシッ

ごめん…赤く、、

蒼の母

まだ、来ちゃダメよ、蒼

俺が君をもっと好きになったのも

今ここで会えたのも

奇跡でもなんでもない

莉紅

君が約束を覚えててくれてたからだねっ!

り、く…くん…ポロポロ

莉紅

好きだよ、蒼

僕も…

愛してる----

この作品はいかがでしたか?

19

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚