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潔
なんだよ、カイザー
カイザー
いや、別に？
潔
人が具合悪いのに煽りに来たのか？
カイザー
俺がそんなことをするわけないだろう
潔
しそうだから嫌がってんだろ
さっさと消えろ
さっさと消えろ
カイザー
いいじゃないか
潔
良くねぇってっ。ｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎ。
カイザー
……
潔のベッドにカイザーが座る
カイザー
お前、病気持ちか？
潔
だからなんだよっ。ｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎ
カイザー
それ以上喋るな
潔の背中をさする
潔
(そんな優しいことするのか)
カイザー
寝ていろ
潔
寝たくてもお前がいるから寝れねぇよっ
ｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎ
ｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎ
潔
薬取ってくれ
カイザー
ああ、いいぞ、世一。
カイザーが薬を潔にわたす
カイザー
じゃあな、クソ世一
ちゃんと寝ろよ
ちゃんと寝ろよ
潔
分かってる
潔
(なんであんなに優しいんだ。
急に。怖)
急に。怖)
凛
なんでお前、潔の部屋から出てきたんだよ
カイザー
何が悪い
凛
なにかしたのか？
カイザー
流石に、具合悪いやつにそんなことは
しないさ。
しないさ。
カイザー
じゃあな
凛
ﾁｯ。
凛
くそが。
(俺だって潔のとこに行きてぇのに)
(俺だって潔のとこに行きてぇのに)
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