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これは、僕が好きだった人との物語

翔大

(今日から入院か。)

翔大

(でも、暇になるなぁ)

なぁ、もしかして

ここに入院してきた子?

翔大

(関西の人か?)

その人には関西特有のなまりがあった

翔大

はい。そうですけど

ぁぁ、やっぱりそうか

俺以外にここの病室使うん、久しぶりやから

お隣さん同士

仲良うしてな

翔大

はい……

じゃあ

それから、僕と澪さんとの入院生活が始まった。

おはよう

翔大

おはようございます

君、ええ子やね

ちゃんと挨拶返してくれたん

君だけや

翔大

そうなんですね

翔大

挨拶返すのは普通だと思いますけど

ははっ

それもそうやな

でも、俺には

あんまり近づいて来る人がおらんかったから

初めてなのも当たり前なんやけどな

ちょっと嬉しかったんや

翔大

そうでしたか

翔大

僕には明るい人に見えますけど

そうか?

そら嬉しいな

俺、昔っから

内気な性格でな、

近づく人も、友達も

だ〜れもおらんかったんや

翔大

そうなんですか

翔大

大変だったんですね

翔大

でも、今は僕がいます。

君、そうゆうこと

平気で言っちゃうタイプ?

翔大

え、そうゆうことってなんですか?

翔大

僕、なんかまずいこと言いました?

翔大

すいません

そんな勢いよく喋らんといて

こっちのターン

翔大

すいませんでした

まぁ、ええよ

君が喋ること面白いし

暇しなくて済むわ

翔大

じゃあ、良かったです?

ははっ

やっぱきみ

面白いなぁ

僕の好きな人、僕が気づいた時にはもう、いなかった。

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