綺羅莉と別れて私は校内の中を見学していた
トコトコ
梨歌
……
すごいここ広い…
梨歌
うぅ〜、、
絶対迷うやつです
梨歌
って
梨歌
ここどこー‼️‼️‼️
気がつけば桜が満開に咲いている秘密な場所にいた
ひらっ
梨歌
…きれい
?
だよね
梨歌
…!
梨歌
へっ、、
私はびっくりした
まさかここで会えるなんて
煌世
ここの桜ほんと綺麗だよね
梨歌
っ
泣きそうだった
だって大好きな人に会えたから_
梨歌
せんぱ
梨歌
…
梨歌
煌世くん
煌世
…!
煌世
覚えてくれてたの?笑
梨歌
いや…今思い出しました…
煌世
そっか
煌世
嬉しいよ
まさかあの時の男の子が煌世くんだったなんて
私は思いもしなかった
梨歌
…
煌世
変わったね
梨歌
…友達がやってくれました…
煌世
ふーん
煌世
めっちゃ似合ってるよ
梨歌
へ、?///
梨歌
あっあ、りがとぅございま、す///
煌世
ははっ
梨歌
…///
煌世
…
煌世
…ねぇ
梨歌
はい?
煌世
あのころみたいにさ
煌世
また仲良くしてくれない?
煌世
“梨歌”
梨歌
…!
梨歌
はい!
梨歌
もちろんです!(にこっ
煌世
!
梨歌
どうかしました?
煌世
え、いやなんでも
梨歌
そうですか?
煌世
(可愛すぎなんて言えるわけない//)
私本当に幸せです、
今大好きな人と笑い合えることができているのが
願い叶ったよ_
梨歌
“来世は絶対あなたの隣にいれますように_”
いや笑 もっと欲張ってもいいのかな
それじゃ〜…
梨歌
…
梨歌
これでよし!
クラスメイト
梨歌〜??
梨歌
はーい!
一つの短冊が揺れている
そこにはこう書かれてあった
“先輩にもう一度会えますように_”
今から12年前
7月7日
大きな笹の前に小さな少年がいた
少年は何を願っているのか
母
“ほらはやく行くわよ”
煌世
“はーい…”
母
“煌世は何をお願いしたの?”
煌世
“え、//”
煌世
“ぜったい言わないから!”
母
“ふふっ”
母
“そっか”
煌世
“…///”
一つの短冊には小さな子供の字が書かれていた
ひらっ
“りかがぼくのこと好きになってくれますよーに”
この願いが叶ったということを彼はいつ気づくのでしょうか
それはきっと近い未来_