幼馴染みからの狂い愛。
私の名前は○○ ○○
現在高校2年生
女子1
あ、見て○○さんだ…
女子2
ほんとだ…
遠くから聞こえる私の話…
でも…私は彼女たちが何を話してるのか 知ってる
女子1
噂通り美人だけどね…
女子2
ね、ほんと残念だよね
女子1
冷血ビッチ女…
良い話じゃない事を…
女子2
ちょっとっ!
聞こえちゃうよ〜
聞こえちゃうよ〜
女子1
だね、行こ行こ!
だから私は学校で常に一人だ
○○
やっぱり、
屋上が1番落ち着くな
屋上が1番落ち着くな
テヒョン
…やっぱりここにいたんだ
○○
て、テヒョン…
テヒョンは私の唯一の友達だ… でも、
○○
テヒョン教室に戻って…
テヒョン
○○あのな…
○○
良いから!早く
テヒョン
…
○○
私と一緒に居たらテヒョンまで
変な噂されちゃう…!
変な噂されちゃう…!
テヒョン
俺は構わないよ
ただ…○○といたい
ただ…○○といたい
○○
テヒョン…
テヒョン
○○と一緒に居られるのは
学校だけなんだよ?
学校だけなんだよ?
その通り… テヒョンと一緒に居られるのは学校だけ
テヒョン
だから…お願い
○○
テヒョン、でも…
テヒョン
○○…
テヒョンが私にゆっくり近づく…
ソクジン
○○、何してるの?
ドクンッ
心臓が痛いほどに鳴った…
○○
そ、ソクジンオッパ…
ソクジン
2人で何してたの?○○?
○○
あの、その…
テヒョン
ヒョンっ!
誤解だよ、何もないよ!
誤解だよ、何もないよ!
ソクジン
黙ってろ
お前には聞いてない
お前には聞いてない
○○
あの…
彼は微笑みを浮かべているけれど 目の奥は笑っていない…
ソクジン
○○?
ソクジン
ちゃんと答えないとダメでしょ?
ただ恐怖で頭が真っ白で 何も考えなれない…
○○
ご、ごめんなさいっ…うっ、ぅ
涙が勝手に溢れてきて 手の震えが止まらない…
テヒョン
○○!?大丈夫か?
心配して私の顔を覗き込もうとする テヒョン…
ソクジン
おっと、
近づかれたら困るから
近づかれたら困るから
ソクジン
テヒョンは先帰れ
テヒョン
でもっ…○○が
ソクジン
ヒョンの言う事が聞けないのか?
テヒョン
…っ 分かった…
テヒョンは心配そうにしながら 帰っていった
ソクジン
○○、何でアイツと2人で
居たの?
居たの?
ソクジンオッパの顔つきが変わる…
ソクジンオッパは私と2人っきりの時 裏の顔が出るのだ
○○
て、テヒョンが勝手に…っ
ソクジン
あーマジでウザイ
ソクジン
弟じゃなかったらとっくに
消してやるのに
消してやるのに
○○
…
ソクジン
…○○帰るよ
○○
で、でも…今日日直でっ!
ピタッと ソクジンオッパの動きが止まる…
ソクジン
…○○が俺に逆らうの?
episode1 end