春馬
うーむ…
春馬
どうしよっかなぁ…
俺は今、究極の選択を強いられている
春馬
うーん…こっちか?
いやぁでもなぁ…
いやぁでもなぁ…
廉
さっきから
何悩んでんの?
何悩んでんの?
春馬
先輩…
この人は俺の恋人の廉先輩! めっちゃ可愛くて推せる俺の生きがい〜
春馬
聞いてくれますか…?
廉
…おう
廉
(そんな重い話なのか?身構えとくか)
春馬
先輩は…浴衣と甚平どっちが好きですか?
廉
…あ?なんの話
春馬
いやぁだってだって!
そろそろ夏祭りの季節じゃないですか!!浴衣姿の先輩も大人っぽくてカッコ良さそうだし。敢えて甚平にして先輩の可愛い顔を活かしたい感じもするんですよ!!
そろそろ夏祭りの季節じゃないですか!!浴衣姿の先輩も大人っぽくてカッコ良さそうだし。敢えて甚平にして先輩の可愛い顔を活かしたい感じもするんですよ!!
廉
……俺寝るわ
春馬
えっ
春馬
まってくださいよ!
廉
…そもそも祭りには行くつもりないんだけど
春馬
えー…俺、先輩とお祭りいって楽しみたかったなぁ…?
廉
今回は流されねぇからな、暑いし人多いし
疲れそうだし
疲れそうだし
春馬
どうしてもダメ…?
廉
………ダメ
春馬
むー…
廉
はん、それはもう通用しねーからな
春馬
先輩、それじゃあ行きましょうか!
廉
(結局流されてしまった…!!!!!!)
廉
(あの時以降、寂しそうな顔したりいちいちアピールしやがって!!!)
春馬
ほら!
置いていきますよ!
置いていきますよ!
廉
っあ、まてって!