※蘭視点です。
今日は月に1回行われる人間オークション的な日だった
マイキーが偶に使えそうな奴適当に落札するというのが恒例だった
その他の幹部は別になんにも興味なしげにオークションで売られる人間を見るだけ
今日も暇なオークションが始まるなんて自分で思っていた
前半はズタボロの人間達が500万程で売られていく
ここのオークションは安いものを先に売って使えそうなものを最後に残す
今日はどんな物があるのかそういうのに興味持つ買取者が前半の人間達買うって言うわけ
安く買い取れればそれはそれで役立つから±0ということらしい
まぁ給料は払わなくていいから安くつくといえばつくのかもしれないけど
やっと最後の商品(人間)だ
今日は誰なんだ?
先月はイケメンな男が売られていたな
どっかの女が買い取ってはず
まぁなんでもいいけど
司会者
皆が壇上に注目した
蘭
目を見開いてしまった
そこに居たのは高校生の頃俺と付き合っていた彼女が居たのだから
なんでいる
なんでこんな所に
こんな危ねぇところに居たらダメだろ
こんなことにならない為に俺はわざわざ離れたんだぞ
お前が危ない目に合うって分かってるから
俺と付き合ってたら俺の弱点となり
殺される可能性だって無いわけじゃない
そう分かったら俺は離れたんだ
他の男と付き合っても良いから
俺がお前を守れる方法はこれしかないから
蘭
俺の気も知らないで
お前が裏社会に来るような接点は無かったはずだ
変なところに就職しないようにもしたし
お前に気が合う男も近づけたはずだ
何がダメだったんだ
どうしてこんなにことになった?
俺が何か間違ったのか?
俺はお前を
"守れてない"
コメント
2件
なんでもうすぐ高2の私より文章力あんのおおおおおおおおおおおお!?!?尊敬するけどおおおおおおおおおおお!!!!