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ずらりと並んだ様々な種類の本。

色褪せた物ばかりだが どれも大切な書物。

リヴィー・ノーレッジ

行くか、、、、、。

そう呟き、私は大きな図書館の 奥へと進んだ。

あれからかなり進んだ。 ようやくアイツが居るとこに 着いたようだ。

リヴィー・ノーレッジ

よぉ。

リヴィー・ノーレッジ

パチュリー。

パチュリー・ノーレッジ

あら。久しいわね。

パチュリー・ノーレッジ

リヴィ。

リヴィー・ノーレッジ

パチュは変わってねーな。

パチュリー・ノーレッジ

貴方は少し荒っぽくなった?

リヴィー・ノーレッジ

知らんわそんなん

パチュリー・ノーレッジ

関西弁出てるわよ。

リヴィー・ノーレッジ

もーいいわこのままで

パチュリー・ノーレッジ

そう。

この懐かしい感じ。 暖かく、優しいような。

パチュリー・ノーレッジ。 私の姉。

もう少しこの場に居ていたかったが 「皆に会ってきたら?」 と言われ 図書館を出ることに。

リヴィー・ノーレッジ

また来るわ。

パチュリー・ノーレッジ

何時でもいらっしゃい。

私は寂しいと思いながらも 静かにドアを閉めた。

久々に見た、この長い廊下。 数年前を思い出す。

次は誰に会いに行こうか。 そんな事を考え、歩いていく。

リヴィー・ノーレッジ

当主サマやな。

この館の当主、 レミリア・スカーレット。

昔はよく、世話になったものだ。

リヴィー・ノーレッジ

、、、ここか。

綺麗なブラウンウッドの扉。 両端にランタンが掛けられている。

リヴィー・ノーレッジ

、、、失礼します。

ゆっくりと3回ノックをして、 声を掛ける。

レミリア・スカーレット

どうぞ。

その声を聞き、安堵した様に 扉を開け、中に入る。

レミリア・スカーレット

いらっしゃい。

レミリア・スカーレット

久しぶりね。リヴィー。

リヴィー・ノーレッジ

久しぶり。

リヴィー・ノーレッジ

元気してた?

レミリア・スカーレット

もちろん。

レミリア・スカーレット

みんな元気よ。

リヴィー・ノーレッジ

そりゃ良かったよ。

そんなたわいも無い話をして、 笑いあっていた。

十六夜咲夜

失礼します。

レミリア・スカーレット

どうぞ。

聞き覚えのある声。 ある時はライバルとして、 ある時は親友として 高め合ってきた人。

リヴィー・ノーレッジ

久しぶりやな。

リヴィー・ノーレッジ

咲夜。

十六夜咲夜

!リヴィー。

十六夜咲夜

久しぶり。

リヴィー・ノーレッジ

相変わらず可愛いなぁ。

十六夜咲夜

そんな事ないわよ。

十六夜咲夜

これでもいい歳よ?

リヴィー・ノーレッジ

そうには見えんわ。

十六夜咲夜

そう言ってくれると嬉しいわ。

レミリア・スカーレット

でも咲夜はほんとに美人さんよ?

十六夜咲夜

有り難きお言葉です。

レミリア・スカーレット

ほんとの事だもの。

肌は白く雪のよう。 スタイルも良く誰もが 羨むだろう。 咲夜ももっと 自信をつけたらいいのに。

フランドール・スカーレット

おねぇさまぁぁぁぁ!!

勢いよく叩きつけられたドアの 大きな音が空気を揺らす。 それと共に大声で叫びながら 部屋へ走って来る人の姿が見えた。

レミリア・スカーレット

ちょっとフラン!

レミリア・スカーレット

ドアは静かに開けなさいよ!

フランドール・スカーレット

今はそんな事どうでもいいのよ!

レミリア・スカーレット

どうでもいい事ないのよ!

フランドール・スカーレット

そんなことより!!!

フランドール・スカーレット

私のプリン食べたでしょ!?!?

レミリア・スカーレット

しっ知らないわよ、、、

フランドール・スカーレット

嘘ね!

フランドール・スカーレット

私のプリンを食べるなんて

フランドール・スカーレット

お姉様しかいないもの!

レミリア・スカーレット

ごっごめん、、、

フランドール・スカーレット

仕方ないわね。

フランドール・スカーレット

今回は許すわ。

レミリア・スカーレット

ありがとう!

レミリア・スカーレット

今度また買ってあげるわね!

フランドール・スカーレット

ほんと?!

フランドール・スカーレット

ありがとうお姉様!

レミリア・スカーレット

いいのよ。

数年前もこんな感じだったなと 思い返す。 無邪気に話す幼い少女。 フランドール・スカーレット。 彼女がいるからこの館はいつも 輝いているのだろう。

リヴィー・ノーレッジ

相変わらず元気やな。

フランドール・スカーレット

あ!リヴィー!!!

私を見る目が輝いている。 とても愛らしく、誰もが 「可愛い」 と言うだろう。

フランドール・スカーレット

ずっとどこ行ってたの!?

フランドール・スカーレット

寂しかったのよ!?

リヴィー・ノーレッジ

そりゃすまんな。

リヴィー・ノーレッジ

でもまた此処に居させてもらうわ。

フランドール・スカーレット

やったーー!

フランドール・スカーレット

お帰り!リヴィー!

やはり帰ってきて良かったと思い、 満面の笑みで私は応える。

リヴィー・ノーレッジ

ただいま。

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