あの日以来、私は
生きることの幸せをかみ締めていた
耳郎響香
夢主〜!一緒に帰ろ!
夢主
はーい
特に変わったことは無い
いや、私にも
友達って呼べる人が増えた
すごく幸せな事だった
私は、おばの家に引き取られて
2人で暮らしている
相澤
夢主、ちょっといいか
帰り際、声をかけられた
真剣な眼差しなことに
驚きを隠せそうにない
夢主
先生…
きっと、大切なことなのだろう
夢主
じろちゃん、あのね…
話しかけに行くと、
私の言葉を聞く前に、理解したみたいだ
耳郎響香
うん、行っておいで
耳郎響香
私は、やおもも達と先帰っとくよ
夢主
あ、ありがと
そうやって言うと、じろちゃんは
耳郎響香
友達なんだから、当たり前でしょ
耳郎響香
自分の気持ち、伝えてきなよ
耳郎響香
(絶対、両片思いなんだよね…)
耳郎響香
(押せば…押せば上手くいく!!)
耳郎響香
また明日ね!
夢主
うん、またね
相澤
場所を移してもらって悪いな
緊張からか、上手く言葉が
出ず、喉につっかえている
夢主
あっ、あの、なに…ですか、
相澤
少し、進路の書類に記入漏れがあったからな。
夢主
分かりました
少し期待していた自分が
恥ずかしく思えてくる
夢主
これでいいですか?
相澤
あぁ、もう帰っていいぞ
なんだろう
すごく、さびしいな
夢主
先生、、
相澤
…
集中して、書類を確認している
邪魔するのは分かっていた
でも、言ったら楽になると思った
夢主
…すきっ
相澤
…そんなこと、簡単に言うなよ
夢主
えっ、