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もう少し長く
今のままで良い
6ヶ月後 ‐北極圏‐
視点・長尾景
漁師である長尾景は北極に住んでいた
北極圏は食料が少なく 北極ウサギやアザラシ、オオカミなどが貴重な食料となるため所持している弓で狙い撃つ
長尾景
新たな獲物を見つけ 自然と笑顔になる
ちょうどオオカミが北極ウサギを狩っていたところだ。
慎重に照準を合わせて横からオオカミの頭を狙う
が、1発では足りなかったのか オオカミは逃げ出した
長尾景
手持ちの矢を放ちながら追う
長尾景
折角の獲物なんだ 逃してしまっては矢と労力の無駄遣いである
必死の思いでオオカミを追い詰め オオカミが逃げた先は 行き止まりの洞窟
自分から攻撃しないとそろそろ死ぬことを悟ったのかオオカミは攻撃を仕掛けてきた
長尾景
手持ちの矢はもうオオカミに刺さっており、戦う術が無いので
足元に落ちていた骨のこん棒を使い、殴り〇す
これでも貴重な食料なのだ オオカミさんには申し訳なく思いつつ 肉を採取する
お腹もかなり減っていたのでその場で焚き火を起こし 今さっき入手した肉を焼く
昼とはいえ、北極はかなり冷え込む 焚き火で暖を取りながら待つと
数分で美味しそうな焼肉が 出来上がった
長尾景
何度も食べているが自分で仕留めて 食べる鮮度の高い肉は本当に美味い
そのことを深く実感しながら肉を頬張っていると
ドスン ドスン
匂いに釣られたのか巨大なホッキョクグマが大きな足音を立ててこちらへ歩いてくる
その大きな蹄で引っ掻かれては長年北極で暮らしている長尾にも勝ち目は無いことは明白だった
長尾景
長尾は息を潜め 咄嗟に近くの氷塊裏に隠れる
万が一の為にオオカミから抜き取った弓矢を構えて