この作品はいかがでしたか?
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青
そこには
少ししわがついてる花束
手紙のような紙
血が着いた白い車
そして
倒れてる桃くん
青
青
青
周りの人
近所のおじさんが僕を桃くんから離そうとするけど
青
周りの人
意地でも離れなかった
その時
ピーポーピーポー
青
救急隊員
救急車が来てそこから降りてきた人も僕を桃くんから離そうとした
青
救急隊員
青
僕は押されて後ろに倒れる
そして救急隊員は一瞬で桃くんをストレッチャーにのせ救急車の中に入っていった…。
青
僕は涙が止まらなかった。
唖然としながらある事を考えた
僕があの時家を飛び出さなければ桃くんははねられなかった…?
そう。これは全て僕のせい。
?
僕が逃げなければ、僕がさっさと荷物を詰めれば、僕がもっと早く桃くんに言えば、僕が早く
?
別れを告げれば……
?
青
名前を呼ばれてはっとする。
声の主は
黄
息切れしてる黄くんだった
青
いつの間にか止まってた涙がまた溢れ出てきた
青
黄
青
黄
僕は今までの出来事を黄くんに全て話した
黄くんは優しく頭を撫でながら目線を合わせて話を聞いてくれた
青
黄
黄
青
僕はそのまま黄くんと桃くんが運ばれたであろう病院に来た
看護師さんに教えてもらった手術室前。
そこで赤色のランプが消えるまでただただ祈りながら待つ。
黄
青
泣きたいのを我慢しながら頷く。
すると
パッ
青
黄
ガラガラ
ランプが消えて扉が開く
お医者さん
青
お医者さん
医者の顔が曇る
お医者さん
お医者さん
青
僕は悟った。
これ以上何も言われなくてももう分かる
桃くんは
死んだんだ。
青
青
黄
青
お医者さん
お医者さん
伝…言……?
どうせ浮気相手への……
お医者さん
青
黄
涙が抑えきれなかった
一気に涙が出てきて僕の頬を濡らした
そして黄くんも泣いてくれていた
お医者さん
青
お医者さん
青
お医者さん
お医者さん
黄
青
僕らは案内された部屋に入った
そこには潤っていた唇も、綺麗に保たれていた肌も青くして寝ている君がいた
青
青
君の頬を触る
君はもう生きてるとは言えないほど… 冷たかった
青
冷たい君と最低な僕
💙 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸 💗
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
るあ
コメント
24件
冷たいって塩対応とかの冷たいじゃ なくて死んでしまって冷たいってことか…凄すぎるんだが…