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20△○年。8月15日。
俺はいつものように収録をしていた。
幼馴染の雨栗と、ルザクと、俺で収録している。
収録が終わったあと、雨栗がこんな提案をして来た。
雨栗
水月ルザク
雨栗
米将軍
俺は正直迷った。
外は病気になりそうな程暑い。
こんな猛暑日は今年初めてだ。
だが、ルザクが行きたがっているし、皆で集まれる機会はあまり無い。
俺は渋々行くことにした。
外に出ると、やはり眩しかった。
こんな猛暑でも、大人達は厚着をしている。
子供にはわからない理由があるのかもしれない。
しばらく道を歩いていると、ルザクに会った。
水月ルザク
ルザクは俺より歳下だ。
少し無邪気でいたずらっ子。
ある理由があり、義務教育を受けていない。
米将軍
水月ルザク
米将軍
水月ルザク
米将軍
そんな話をしていると、いつの間にか公園の前の横断歩道にまで着いていた。
ルザクを先に渡らせ、俺はその後に行くことにした。
信号は青。
まだ点滅もしていない。
俺が渡り、横断歩道の半分くらいまで来た時。
点滅もしていなかった青信号がいきなり赤信号に変わった。
早く渡ってしまおうと、公園の方へ走ったが、俺を目掛けてトラックが突っ込んできた。
誰かが俺の目の前に立って、「嘘じゃないぞ」って笑ってる。
ルザクが何かを言っていたが、その時には聞こえなかった。