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𝚂𝙷𝙸𝙾𝙽。@newアイコン
コメント
1件
うわ、面白かった!「敵同士なのに協力しないと突破できない」って試練の設定、すごく好きです。特にIがHを助けたシーンで「目の前で死なれたら面倒や」って言い訳するところ、キャラの関係性がじわじわ見えてきてニヤリとしました。黒薔薇の試練が単なる奪い合いじゃなくて、協力を強制してくるところに世界観の奥行きを感じます。次、第二の試練がどう来るのか気になる!
3タップ後スタート
──────────────────
ドォォォン!!
建物全体が激しく揺れた。
天井から埃が落ちる。
H
I
S
N は黙ったままケースを見つめる。
R も静かに状況を観察していた。
ケースに映る文字。
『第一の試練を開始します』
誰も触れていない。
なのに,勝手に動きだした。
Y
R
──────────────────
その時だった。
建物の奥。
閉じられていた巨大な鉄扉がゆっくり開く。
ギギギギ……
重い音が響く。
全員の視線が向いた。
その先には暗い通路。
先が見えない。
まるで何かを待っているようだった。
H
I
H
I
H
I
H は笑った。
H
S
N
H
N
H
N は返事をしなかった。
──────────────────
──────────────────
I side
ケースの文字が変わる。
『通路の最奥にある鍵を入手してください』
『制限時間30分』
『失敗した場合、黒薔薇への挑戦権を失います』
静寂。
H
I
R
Y
黒薔薇はただのデータじゃない。
それを持つ資格があるか。
試している。
そんな気がした。
──────────────────
H
I
H
S
N
R
六人は顔を見合わせた。
誰も引く気はない。
なら答えは一つだった。
──────────────────
暗い通路へ足を踏み入れる。
雨音はもう聞こえない。
聞こえるのは足音だけ。
コツ。
コツ。
コツ。
異様な静けさだった。
H
N
H
その直後。
ガコン。
床が沈んだ。
H
瞬間。
壁から無数の金属棒が飛び出す。
I
I が H を突き飛ばした。
ドガガガガ!!
金属棒が通路を貫く。
H
I
H
I
H
I
H は数秒黙る。
そして笑った。
H
I
S
I
N
I
珍しく I が苛立っていた。
──────────────────
突然。 ケースから音声が流れた。
『第一の試練、最終段階』
全員が身構える。
『鍵は一つ』
沈黙。
H
S
すると再び音声が流れた。
『その鍵を台座から取り外してください』
H
N
H が手を伸ばそうとした瞬間、N が止める。
N
その直後。
音声は続いた。
『ただし、六人全員が規定位置に立っている場合のみ、鍵を取り外すことができます』
静寂。
H
I
すると部屋の床には六つの円形のマークが描かれていた
今まで気づかなかった。
S
Y
H
N
I
S
敵同士。
奪い合う相手。
だが、この試練を突破するためには全員が協力しなければならない。
誰か一人でも欠ければ失敗。
誰か一人でも裏切れば失敗。
──────────────────
R が静かに口をひらいた。
R
H
R
S
I
全員がそれぞれのマークへ向かう。
そして。
六人全員が定位置に立った瞬間――
カチッ
小さな音が響いた。
台座のロックが解除される。
N
H
H が鍵を手に取る
すると部屋中に音声が響いた。
『第一の試練、クリア』
『全参加者の通過を認めます』
一瞬。
誰も言葉を失った。
H
S
I
Y
R は小さく笑った。
どうやら黒薔薇は、ただ奪い合うだけでは手に入らないらしい。
そして。 重い扉がゆっくりと開き始めた。
その先には。
第二の試練が待っていた。
──────────────────
第4話に続く。