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師匠ぅぅぅ すちくんが起きましたよ!? まじの御伽話の展開ですよ! えっと とりあえず好きだァァァ
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夢、だった。
目が覚めれば、変わらずずっと 目を瞑る君がいて、
また少し、涙が溢れた。
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こうやって、メンバーのいない病室で
俺は彼を見ながら涙を流す。
愛していたから、大好きだったから。
俺は君を守れなかった。
君は俺を頼らなかった。
そんな自分に嫌気がさす。
赤い唇。
日が経って、少し血相が悪い。
ガタン、椅子から立ち上がって、
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君の唇に俺の唇が触れる。
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御伽話で、キスすれば目が覚める?
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黒いテレビには、俺の姿が反射して見えた。
机に生けられた花も、 ベッドの横に置かれた君の好きな ぬいぐるみも、
動ける俺が消えた瞬間
部屋から動きが消えた。
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ここの病院は結構大きい方で、
すちの病室からここにある購買まで、
しばらくかかった。
昨日は何も食べてない。 腹の虫が鳴く。
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すれ違う看護師や患者の人たち。
笑ったり、急いだり、話したり、
意識があるってこう言うことだと
俺は感じた。
菓子パンを二つ、抱えて、
俺はそそくさと病室に向かう。
一つは俺用で、もう一つはすち用。
多分食べさせちゃダメだろうけどど、
隣に置いておいて夢ん中でたらふく 食って欲しい。 そう、思ったからだ。
喉が渇いて含んだミルクティー。
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カタ、扉に手をかける。
カラカラ戸が開くとそこに、
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上体を起こして、
隣に置いてあるぬいぐるみを抱えて、
青天が続く空を眺めて、
肩の力を抜いている、
すち
君がいた。