霜月 凍季
あの日から、私はポートマフィアに入った
霜月 凍季
でも、私に人は殺せなかった、
霜月 凍季
だから、対象外の人間は殺さない、
霜月 凍季
貴方達もそうです
そう言い顔を上げる
霜月 凍季
私が怖いですか、?
中島 敦
それは……
横浜でもそこそこ有名な 殺し屋だ、
正直、怖かった、
中島 敦
……
霜月 凍季
まぁ、そうですよね、
霜月 凍季
いいんです、
霜月 凍季
もう、慣れてますから...
そう言い、寂しげに瞳を揺らした
霜月 凍季
どうしたら良かったんでしょう、
霜月 凍季
命令に従わなければ、居場所が無くなってしまう
霜月 凍季
でも、1人は……嫌……
涙が頬を伝う
中島 敦
!
霜月 凍季
私は、皆の”当たり前”を
霜月 凍季
感じてみたかっただけなのに……(涙)
その言葉は僕の心を貫いた
鋭い槍のように、
中島 敦
僕なんかじゃ、その隙を埋められないけど、
中島 敦
友達、なりますよ、?
霜月 凍季
……!
霜月 凍季
いいの…?
中島 敦
僕、決めつけてたみたいです
中島 敦
貴方が無差別に人を殺す人だって、
中島 敦
でも、今の話聞いてたら、なんだか
中島 敦
放っておけ無くなっちゃって、
中島 敦
僕でいいなら、!
霜月 凍季
!
霜月 凍季
うん!(泣)
前とは別人かのように
子供のような無邪気な笑顔を 浮かべていた
中島 敦
凍季ちゃん!あっちのお店行ってみよう!
霜月 凍季
うん!
今見ている私の世界は沢山の色がある
まだまだ知らない色もあるけど、
全ての色を知れるように、
沢山の人と仲良くなれるように
これからも、生きる!
「色を知らぬ少女」
[完]
主
どうでしたでしょうか!
主
毎作品、100いいね超えてて泣きそうです😭
主
皆様、本当にありがとうございます!
主
これからも作品作っていきたいと思っていますので、
主
良かったら是非見てください!