それは、突然のことだった
さっきまで君と何時もの様に
たわいもない話をしていたのに
急に酷く鈍い音がして
目の前が真っ赤に染った
嘔吐く程の血の匂い。
俺は何が起きたか分からなくて
咄嗟に君を見た。
すると君は倒れていて
腹部をぎゅっと、抑えていた、
ッ__ぃ__て
何かを呟いていたが俺にはよく分からなかった
ただ、お腹の中が気持ち悪くてぐるぐるしていた、
俺は泣いて嗚咽することしか出来なかった。
喉の当たりがグツグツ煮えたぎって
初めて心の奥底から怒りが込み上げてきた、
それと同時に悲しさも込み上げてきた。
体が熱い。でも、君はどんどん冷たくなっていく、
君は、俺の事をさすって慰めてこういった
苦しいはずなのに声を絞り出して、
ッて、_紙、部ゃ、のッ
と言い、もう二度と目を開けてくれなくなった。
新連載(リメイク版)
『君に数字の花束を』
コメント
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るくさんお久しぶりっす。コメント失礼しますっすね。最近は、あまり見かけないっすけど、だいぶ昔から見ていただいて、コメントしてくれていたことに俺はとても感謝しているっす。とある読者様と一緒に俺のことをいじっていたこともよく覚えているっすよ。そんなるくさんに、今もこの垢にいたら、お願いしたいことがあるっす。 返信欄に続くっすね