七瀬
れ...お?
玲於が襲いかかる
飛鳥馬 玲於
ウッ
七瀬のつけていた髪飾りが光り…
飛鳥馬 玲於
ッツハァ
七瀬
何が起こったの...?
飛鳥馬 玲於
七瀬あれ俺何してたんだっけ
蒼
(あの髪飾り…)
蒼
(まぁいい下山するか)
飛鳥馬 玲於
あれ
飛鳥馬 玲於
髪飾り光ってる
七瀬
えっ?
七瀬
ほんとだ
七瀬
これはおばあちゃんに貰った御守りなの
七瀬
親戚達もみんな持ってるけど
七瀬
私は髪飾りにしちゃった
飛鳥馬 玲於
あっ
飛鳥馬 玲於
早く下山しないと!
飛鳥馬 玲於
おぶっていくよ
七瀬
ありがとう
七瀬
相変わらず足速いね
飛鳥馬 玲於
俺達はこんなもんだよ
飛鳥馬 玲於
すいません
飛鳥馬 玲於
遅れました
飛鳥馬 玲於
飛鳥馬家次男です
管理者
3分遅れてますよ
管理者
遅れたのはあなただけ
管理者
しっかりしてくださいね
管理者
今後に響きますよ
飛鳥馬 玲於
はい
蒼
母さん怒ってたよww
飛鳥馬 玲於
チッ 黙れ
蒼
兄に向かってなんだその言い方は
蒼
報告しとくからな
飛鳥馬 玲於
勝手にしろ
七瀬
玲於大丈夫なの
飛鳥馬 玲於
多分大丈夫じゃない
飛鳥馬 玲於
罰を受けることなんかもう慣れたよ
七瀬
もっと自分を大切にしなよ!
七瀬
前もそう言ってボロボロになってたじゃん
飛鳥馬 玲於
起こってしまったことはもうどうしよもないから
七瀬
そうだよね、、
七瀬
ごめん
飛鳥馬 玲於
そ、それより
飛鳥馬 玲於
髪飾りのこと聞きに行こうぜ
七瀬
うん...
飛鳥馬 玲於
ほんとに気にすんなって
七瀬
でも、そんなの普通しないよ
飛鳥馬 玲於
俺はそういう仕事の家系だから
七瀬
着いたよ
七瀬
おばあちゃんの家
七瀬
ちょっとまってて
飛鳥馬 玲於
うん
七瀬
すいません〜
おばあちゃん
どうしたの
七瀬
お話があって来ました
七瀬
友達を入れてもよろしいでしょうか
おばあちゃん
友達になんの関係が?
おばあちゃん
まぁいいわ
飛鳥馬 玲於
はじめまして
飛鳥馬 玲於
飛鳥馬 玲於です
おばあちゃん
...ッ!
おばあちゃん
七瀬用事はその御守りのことかい
七瀬
はい
七瀬
なんで分かったのですか?
おばあちゃん
2人ともいいからはやく入りなさい
おばあちゃん
奥の部屋に案内して七瀬
七瀬
分かりました
スタスタと奥に行ってしまう
飛鳥馬 玲於
俺なんかまずかったか
七瀬
分からない
七瀬
でも怒ってはないと思うけど
七瀬
ここの部屋入って
飛鳥馬 玲於
うん
七瀬
おばあちゃんがあんなに焦ってるの初めて見た
飛鳥馬 玲於
やっぱりまずいことしたかな
ガラガラ.. おばあちゃんが入ってくる
おばあちゃん
七瀬
おばあちゃん
御守りの光った理由が知りたいんでしょ
七瀬
は、はい
おばあちゃん
おそらくお隣のあなた
おばあちゃん
飛鳥馬さんよね
おばあちゃん
この文書に書いてあるんだけど
おばあちゃん
何年も前に飛鳥馬さんの家系と関わりを持っているの
おばあちゃん
私のひいおばさんが最後の詳しい人だったんだけど...
おばあちゃん
その御守りは覚醒した時に正気に戻すものなんです
おばあちゃん
それが御守りという形で今は受け継がれている
おばあちゃん
もう必要性が無くなったからか
おばあちゃん
私のひいおばさんで詳しい人はいなくなった
おばあちゃん
たまたま私が聞いただけでそんなに詳しいわけでわないの
おばあちゃん
だからあなたにこの文書を
おばあちゃん
そこに詳しいことが書かれているわ
おばあちゃん
私から言えるのはそれくらいよ
飛鳥馬 玲於
ありがとうございます
飛鳥馬 玲於
すいませんそろそろ帰らなければならないので
飛鳥馬 玲於
おいとまします
七瀬
あ、おみおくりするよ
飛鳥馬 玲於
ありがとうございました
おばあちゃん
なにかあればまたいらして
飛鳥馬 玲於
はい
飛鳥馬 玲於
では、本当にありがとうございました
飛鳥馬 玲於
もう暗くなってる
七瀬
この御守り
七瀬
知らなかったそんなことがあったって
七瀬
また関われたのは
七瀬
奇跡かもしれないね
飛鳥馬 玲於
そうだな
飛鳥馬 玲於
この文書一旦預かってて
飛鳥馬 玲於
持って帰ったら捨てられるかもだから
飛鳥馬 玲於
LINEで後で写真で送って
七瀬
分かった
飛鳥馬 玲於
じゃあ