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桜
桜
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桜
桜
放課後の校舎は、夕日でゆっくり色づいていた。 窓から差し込む橙の光が、廊下を長く照らす。
T
R
A
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振り返ると、赤い腕章をつけた あっと が立っていた。 その後ろでは、桃色の髪の けちゃ が紙袋を抱えてばたばたしている。
A
あっとは軽く会釈して近づき、 ちぐさたちを見るとふわりと柔らかく笑った。
A
T
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K
その直後、勢いよく紙袋を落とした。
K
カサッ、と音を立ててプリントが散らばる。
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K
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A
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A
ちぐさたちも自然とその後ろに続く。
K
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K
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A
部活終わりです by桜
P
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A
その後ろから、まぜたがゆっくり現れた。 腕を組みながら、らおを見て
M
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K
M
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A
P
A
P
A
みんなが笑う中―― ちぐさは夕空を見上げた。
――この世界、悪くない。
そう思えたのは、きっと。 今日、みんなと笑えたからだ。 風がまた、少しだけやさしく流れた。
桜
桜
桜
桜
桜
コメント
1件
読んでくれてありがとう!