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#魔道具職人
こはる
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#異世界転生
しめさば
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32
ひより
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僕とセキは捨て子で同じくらいの時期にグリードにある小さな村に拾われた
その時、僕たちは6歳だった
村での生活はあまり楽しいとは言えなかった
僕は職業が解術師だというだけで
セキは魔術師で炎魔法以外使えないというだけで
僕たちは村の子供たちから仲間はずれにされた
そのせいか僕たち2人はずっと一緒にいた
レノ
セキ
一緒にいると言っても村から少し離れた所で2人座って景色を見るだけ
でも僕はその時間がすごく楽しかった
またいつもの様に過ごしていたある日
???
レノ
セキ
急に女の子が話しかけてきたんだ
レノ
ナナ
ナナ
レノ
レノ
どうせ何か嫌味でも言いにきたのか…って僕は思ってた
セキ
ナナ
ナナ
レノ
びっくりした
ナナは嘘をついてる様に見えないくらい目がキラキラしていた
レノ
レノ
ナナ
ナナ
ナナ
ナナはまっすぐな目で言った
レノ
ナナ
それから僕たち3人は長い間話していた
ナナは僕たちと同い年で職業は剣士、全属性の魔術が適正ですごい才能の持ち主だった
ナナは話をするのが上手でとても楽しかった
僕もセキもずっと一緒にいたはずなのに初めて互いの笑顔を見た気がした
この時からナナも僕たちと一緒に行動する様になった
ナナ
ナナ
レノ
レノ
レノ
ナナ
セキ
ナナ
ナナ
レノ
セキ
ナナ
レノ
レノ
セキ
ナナ
ナナ
ナナ
ナナ
ナナ
ナナ
ナナ
ナナ
レノ
セキ
助け合う
その言葉がとても心に響いた
レノ
セキ
セキ
ナナ
そして僕らは一生懸命訓練した
ー6年後ー
僕たちは冒険者パーティーを作った
セキとナナは戦闘、僕は2人のサポートをした
ナナもセキも強かった
僕は僕にできることをすればいいと思っていたが
心のどこかで僕も一緒に戦いたいという感情があった
でもこのまま3人でいられるのが僕はとてつもなくうれしかった
僕たちが冒険者になって数年後
村が魔物の襲撃にあった
村の人たちも戦ってくれたため大量の下級魔物たちはどうにかなった
問題だったのは親玉である魔人
ナナとセキはその魔人と戦っていた
ナナ
セキ
魔人
魔人
ナナ
魔人
ナナ
魔人
僕は後ろで村の人たちの手当てや解術しかできなかった
正直言って僕はあの2人なら絶対勝てると思っていた
魔人も2人もギリギリの戦いをしていたが2人の方が優勢だったから
他の村の人はもう避難していたが僕はずっと戦いを見ていた
魔人
魔人
魔人は周りを見わたした
レノ
僕は魔神と目があってしまった
僕は本能的に逃げないとと思ったが恐怖で体が動かなかった
魔人
魔人は僕の方へものすごい速さで向かって来て
ナナ
セキ
逃げないと
逃げなきゃ
なんで体が動かない
魔人
レノ
魔人は風の爪で僕に切りかかった
ああ…僕死ぬんだ
レノ
なんで
なんで
なんで
ナナが血を出して倒れてるの?
レノ
セキ
どんなに2人で呼んでも目を開けてくれない
村の治癒師の人にももう手遅れだと言われた
気づいた時には魔人も魔物もいなかった
ナナには妹がいてその子も泣いていた
そしてその子は僕たちに向かってこう言って来た
ナナの妹
ナナの妹
ナナの妹
ナナの妹
その目には恨みと憎しみがこもっていた
僕があの時、すぐ避難してたら
戦いを見てなかったら
こんなに弱くなかったら
ナナは死ななかった
ナナを殺したのは
僕だ
ナナが亡くなってからも僕はセキと冒険者を続けた
だけど僕の中の罪の意識は消えることはなかった
それからしばらくして
セキが僕に冒険者を辞めろと言うようになった
それでセキと口論することが増えた
セキ
セキ
レノ
セキ
セキ
レノ
レノ
セキ
セキ
セキ
レノ
セキ
セキ
レノ
セキも僕のせいでナナが死んだことに怒ってるのかな…
だから僕といたくないのかな…
わからない
でもどんなにセキからひどいこと言われても
セキから嫌われてたとしても
僕はセキのことを親友だと思ってる
コメント
1件
第11話、拝見しました。ナナちゃんの「できない所は助け合う」という言葉が本当に温かくて、あの時3人が笑い合った時間が、今のレノくんの罪の重さと対照的で胸が締め付けられました。セキくんの「もういい」という言葉の裏にあるものも気になります…。続き、楽しみにしています。