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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

サボり魔兼クズこと主

こんちわす★

サボり魔兼クズこと主

サボり魔兼クズこと主でぇす★

サボり魔兼クズこと主

今回はなんとなく思い付いたじゃぱたつ学パロです

サボり魔兼クズこと主

クソ作品ですが暖かい目で見てください🙏

サボり魔兼クズこと主

それではスタートです!

ゆあんくん

たつやってモテるよな

たっつん

へ?

ゆあんくんにそう言われて間抜けな声が出てしまった。 ここから判(わか)る通り、勿論自覚はない。

ゆあんくん

だって度々女子達が『たつやいいかも』って言ってるよ?

たっつん

そうなの?

女子達の話題に時々俺の名前が入るのは知っている。 しかし、ずっと陰口だと思っていた。 地獄耳けんたまに話が聞こえる。

ゆあんくん

学園美女三人組ののあさんと最近仲良いじゃん

たっつん

あ~、のあさんとは好きなゲームが一緒やった。

学園美女三人組とは、一年生のるなさん、二年生のえとさん、三年生ののあさんの仲良しグループである。

マイクラのキーホルダーを付けていたら、のあさんに突然『好きなんですか?』と聞かれた。 そのときはびっくりした。 後ろからだったし、のあさんは人気者で、俺はそうではないし。 そこから仲良くなった。

ゆあんくん

それにじゃぱぱも__むぐっ

じゃぱぱ

ゆ・あ・ん・く・ん???

ゆあんくんが何かを言いかけたところで、じゃぱぱが口を押さえ遮った。

ゆあんくんしか喋らなかったので言い忘れていたが、じゃぱぱ、ゆあんくん、俺の三人で一緒に屋上でお弁当を食べている。 屋上は基本立ち入り禁止だが、じゃぱぱの生徒会長という権限で鍵を借りる際、屋上の鍵をこっそり借りてったらしい。 即(すなわ)ち屋上は貸切状態だ。

じゃぱぱの方をみると、口だけが微笑んでいた。 そして無言の圧をかけられた。 そこまで隠したいことを言おうとしたんかゆあんくんは。

放課後。 のあさんに呼び出されたので校舎裏に来た。 俺、何かしたんかな…? のあさんは木陰で辺りを見渡していた。 すると、目が合い手を大きく振りながら駆け寄って来てくれた。 そして、のあさんは一回深呼吸をしてから言った。

のあ

好きです!

たっつん

…ふぇ…?

ど、どういうことや…? のあさんは俺が好き…? いや、まだそっちの意味と決まった訳では…

のあ

良ければ付き合ってください!

意味が確定してしまった。

のあさんに告白されて嬉しくない人はいないと思う。 だけど___………

たっつん

ごめん、俺好きな人おんねん…。

のあさんのいつもの笑顔が崩れた後、すぐにまた戻った。 だけど無理をしているような感じで、泣きそうだった。

のあ

そうですか…、
判りました。
頑張ってください!
では!

のあさんはそれだけ言い残して走り去って行った。

たっつん

あっ……

???

おい

たっつん

っ!?

後ろから明らかにのあさんではない低い声が聞こえた。 後ろを振り向くと、4~5人の男子の集団が居た。

たっつん

な、なんすか…?

???

のあさんの告白断ってんじゃねぇよ、嫌でも付き合えよ!

そう言われて俺は一発殴られた。 男子生徒の拳は俺の腹部に直撃した。

たっつん

っだ…っ!ゲホッ

俺は男子集団の人に見覚えがあった。 なんや…?

あ!のあさんストーキング集団や!! のあさんは着いてくるのは学校だけだし、危害もくわえないから放っておいていいって言ってたけど、殴ってくるやんけ!

のあさんストーキング集団

次はこれくらいじゃ済まないからな。
ていうか、フったんならのあさんと関わんなよ

ストーカー集団はそう言って去っていった。 俺はほぼ息もままならない状態だった。

殴られる日々は、ここから数日間続いた。

それに、のあさんも無視する事は出来なかった。

_🦖_

この学校の屋上は立ち入り禁止だ。 前に手を滑らせて死んだ生徒がいたからだそうだ。 あくまで噂だが。

今は俺の好きな人、たっつんと屋上で昼食を済ませている。

お弁当を早々(はやばや)と食べ終わったたっつんはフェンス際で風に当たりながら休んでいた。

たっつん

なぁ、じゃぱぱ

じゃぱぱ

ん?なぁに?

たっつんに視線を向ける。 相変わらず可愛い顔。

たっつん

ここから飛び降りたら死ぬんかなぁ?

じゃぱぱ

は?

俺はこういう話題が嫌いだ。 心のどこかで死ぬことが怖くなる。

明日死んだらの話よりも、明日生きていたらの話をしたい。

その上、たっつんの声色から冗談ではない事を察せた。

死のうとしてるの?

ねぇ、そんなの嫌だよ。 ずっと一緒に居ようよ。

たっつん

俺、常々思ってたんや。
じゃぱぱが悩んでる事って俺がいじめを受けている事なんやろ?

そう言われて心臓がどきりと跳ねた。 図星だ。

たっつんは俺を心配させまいと黙っていたのだろう。

俺はたっつんがいじめられ始めたその時から知っていたのに。

何も出来ずたっつんに我慢させた自分を今までに無い程嫌に感じた。

俺が悩んでるから死のうとしてるの? 俺が悩む原因は俺なのに。

ぐちゃぐちゃの思考回路で息が詰まった。 息の仕方も判らない程。

俺はたっつんに駆け寄った。

まだ間に合う。 たっつんを止められる。

たっつんの腕を掴むと、振り払われた。 たっつんは声を出さず静かに泣いていた。

嘘って、言ってよ___…

たっつん

愛してるで

たっつんはそう言ってから__

俺にキスをした。

じゃぱぱ

たっつん…?

俺も好きだよ。

と、言葉を発する前に、たっつんはフェンスを飛び越え、重力に身を委ね落ちていった。

じゃぱぱ

たっつん!!!

後悔しても今更遅い。 俺の目からはぼろぼろと大粒の涙が溢れた。 でも、泣いたとしてたっつんは帰ってこない。

なら、せめて__…

俺はたっつんを追って屋上から飛び降りた。

たっつん

何で着いてくんねやマジで…

たっつんは頭を抱えて言った。

ここはどこだ…?

あ、そうか…、 死んだんだっけ…。

たっつんは悲しそうな笑顔で言った。

たっつん

辛かったら逃げてもいいさ、でも…
死ぬのだけはやめてな。

目が覚めたらどこかの部屋に居た。

どういう事? 俺は死んだんじゃないの?

そう思いながら辺りを見渡す。

どうやらここは病院のようだ。 カレンダーには3ヶ月後の12月と書いてあった。

立ち上がろうとすると、病室のドアががらりと開いた。

入ってきたのはゆあんくんだった。

じゃぱぱ

ゆあんくん…?

ゆあんくん

じゃぱぱ…?あ"、ぁ…!生きてる!!

ゆあんくんは目に涙を浮かべ、俺に抱きついた。

じゃぱぱ

うわ!?

ゆあんくん

じゃぱぱぁぁあ!!良かったぁあ!!

じゃぱぱ

ちょ、待、苦しい苦しい

ゆあんくん

あっごめん。だって嬉しかったからさぁ〜

ゆあんくんは俺からぱっと離れて横にある椅子に座った。 そして鼻をかんでから息を整え、あのね、と話し始めた。

ゆあんくん

じゃぱぱとたつやは校庭で倒れてたところを見つかったんだ。
それから病院に運ばれて、じゃぱぱは半年眠ってた。

ゆあんくんはまた涙ぐみ、裾で拭った。

じゃぱぱ

たっつんは?

俺はずっと気になってたことを訊いた。

ゆあんくん

まだ、起きてない。
それに、起きるかどうかも判らないって

じゃぱぱ

そんな…

まだ、俺の気持ち伝えてないよ。 お願いだから、起きて欲しいな。 だけど___

じゃぱぱ

たっつんが死んだら、俺が死ぬ手伝いしてくれる?

ゆあんくん

はっ…?

俺はついそう言ってしまった。 ゆあんくんの顔が歪んだ。

ゆあんくん

馬鹿かよっ!!
じゃぱぱが言ったんじゃん死んだらの話より生きてたらの話をしたいって!!!
たっつんは死なない!!!
そう信じてなよ!!!

ゆあんくんは息が続く限り言った。 言い終わった時には荒い息遣いをしていた。

そしてゆあんくんははっとしたように目を見開いた。

ゆあんくん

やっっっばマジで俺最っっ低…

じゃぱぱ

いやいや大丈夫だから気にしないで。
それに、俺もそう言われなかったらネガティブなままだったし。

ゆあんくん

ありがと…
お詫びになるか判らないけどさ、たっつんの病室まで案内するよ

じゃぱぱ

えッ!?いいの!?

ゆあんくん

勿論

たっつんの病室では、たっつんが寝ていた。 まるで生気が無い。

だけど凄く綺麗で可愛い顔だ。

………ごめんね、俺の所為で。

じゃぱぱ

生きてるん…だよね

ゆあんくん

まだ死なないし、きっと起きるよ。

ごめんね、ごめんね、好きだよ。 心の中で何回も繰り返した。

たっつんをそっと撫でた。

あったかい。 改めて、生きているんだ、よかった。と感じた。

早く、自分の気持ちを伝えてればこんなことにならなかったのかな。

その間がえが頭をよぎった。 それ故かぽろぽろと涙が溢れた。

じゃぱぱ

大好き…っ

心の声をつい呟いてしまった。 その事を自覚すると行きなり恥ずかしくなった。 ゆあんくんの方に目を向けると、気にしていない様だった。 まさか恋愛的な意味とは思っていないのだろう。

じゃぱぱ

っ!!

たっつんの瞼がぴく、と動いた気がした。

期待が膨れ上がる。 たっつんの手を握り、ただただ祈った。 たっつんの手は、溢れる俺の涙で濡れた。

お願い___。

たっつん

…じゃぱぱ…?

じゃぱぱ

ッ!!!
たっつん!!!

たっつんの目がうっすらと開いた。

たっつん

もう…相変わらず声でかいなぁ

たっつんのいつもの笑い方だ。 俺の大好きなたっつんの笑顔だ。

たっつん

…死ねんかったわ

じゃぱぱ

何言ってんの!!
俺たっつんが居ないよりいる方が良いんだけど!!

たっつん

ありがとな…

…そうだ、ちゃんと伝えないと。

じゃぱぱ

俺、たっつんが好き!!

たっつん

……は?え??

たっつんは目を丸く見開き、困惑していた.

じゃぱぱ

たっつんが良ければ、付き合ってください!

たっつん

…こんな俺でもええの?

じゃぱぱ

たっつんがいいの!

たっつんの目からはぽろぽろと涙が零れる。 そしてたっつんはまた笑顔になった。

たっつん

…喜んで。

たっつんのこの返事で嬉しさがこみ上げ、つい抱き締めてしまった。

たっつん

わ!?おま、何して_…!

たっつんの顔は真っ赤だった。

じゃぱぱ

可愛い

たっつん

はッ!?

ゆあんくん

あの~、二人共俺が居ること忘れてるでしょ

じゃぱぱ

あごめん
ゆあんくん空気化させて

ゆあんくん

おい謝る気ないやろ

そしてそれから1ヶ月入院した。

途中に俺の誕生日があり、たっつんがおめでとうと言ってくれた。

そして、退院の日へとなった。

たっつん

やっと退院出来たわ~っ!

じゃぱぱ

そうだね

たっつん

…明日から学校なんだな…

たっつんは憂鬱そうな顔をした。 何回も暴力を受けていたら、それはそうなるだろう。

しかし! 俺にはとある作戦があるのだ!!!

じゃぱぱ

たっつん!俺いい案あるから任せて!!

たっつん

ほんまか!?

たっつんはぱっと嬉しそうな顔になった。 期待に満ちている瞳だ。

うーん、やっぱりたっつんはこの表情が一番可愛い。

学校初日。 偶然朝会があった。

因みに俺とたっつんは生徒の列には居ない。 じゃあどこにいるのかって? もうすぐ判るはず…。

先生の話が終わり、朝礼台から降りた時、俺は声をあげた。

じゃぱぱ

ちゅーもーーーく!!!

みんなの視線が屋上まで移る。 そう、俺とたっつんは屋上にいるのだ! ここならみんなからも見えるし誰にも邪魔されないからね!

たっつんは俺の隣で不安そうにしている。

じゃぱぱ

たっつん、こっち向いて?

たっつん

う、うん

たっつんにだけ聞こえる声で呼び掛けた。

ちゅ…

たっつん

…??…ッ!?!?!?

たっつんは驚いた顔をした。 わぁ可愛い。

生徒は吃驚(びっくり)している人で殆どだが、鼻血が出ている人がいる。 あ!!のあさんだ!!のあさん鼻血でてるよ!?!?幸せそうな顔だけど…。

そして本題。

じゃぱぱ

たっつんいじめてる人!!!!?
この生徒会長が許さないですからねーーー!!!!!?

俺は思いっきり声を出した。

じゃぱぱ

あ、たっつんじゃなくても駄目だけど!!

その後、屋上は基本立ち入り禁止なのを忘れており、叱られたが、いじめ防止の呼び掛けには感謝された。 複雑。

そして俺達が飛び降りたら事によってもっと屋上への立ち入りが厳しくなった。 昼食スポットが……。

そして俺は生徒会長なので取り巻きになりたがりがしばしば居たが、たっつんにも増えた。

何故…??

じゃぱぱ

あ!!
たっつんの誕生日祝えてない!!

たっつん

え~~、もう、そんなんええて

たっつん

来年してくれたら。

じゃぱぱ

!!
絶対祝うから!!

サボり魔兼クズこと主

見てくれてありがとうございます

サボり魔兼クズこと主

謎のオチ…

サボり魔兼クズこと主

まぁこんな感じのじゃぱたつをしばしば更新していきますのでよろしくお願いします

サボり魔兼クズこと主

あ、あと♡5001週間以内に行かなければ消そうと思います、ヤバいんで

サボり魔兼クズこと主

でも非公開にするだけなんで消えはしないけど…

サボり魔兼クズこと主

ということで、また次回お会いしましょう!!

この作品はいかがでしたか?

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