紅葉
探偵社の社長から、茶会の誘いだそうじゃ
森
...成程、そう来たか
高見
先生も性が出ますねぇ
中也
っ!
森
高見君、帰ったのかい?
高見
えぇ、つい先刻
高見
それで、僕がいない間に何があったんです?
高見
まぁ察しはつきますけれど
森
ギルド、Q、太宰君、これで分かるかね
高見
へぇ、面白そうですね
中也
ちょ、ちょっと待ってくれ
中也
高見は今海外制圧の任務が入ってたよな??
高見
嗚呼中也、いたの
中也
いたわ!!
中也
じゃ無くて!
中也
帰るのはやすぎるだろ
高見
あ〜、思っていたより御相手が早く片付いてね
森
流石は高見君だね
森
君がいてくれて心強いよ
高見
はは、嬉しいですね
森
それで、高見君
高見
着いて来いって?
高見
嫌ですよ、太宰がいるんでしょう?
森
私はいい機会だと思うがねぇ
森
話して仲直りしておいで
高見
やだな先生
高見
喧嘩なんてしてませんよ
中也
どの口が
高見
中也
中也
へいへい
森
まぁまぁ、来てくれるかい?高見君
高見
それは命令ですか?
森
私からの“お願い”だよ
高見
.........了解、
中也
良かったのか?
高見
何が?
中也
探偵社との密会の件だよ
中也
乗り気じゃねぇんだろ?
高見
首領命令だからね
高見
仕方ないさ
中也
けどよぉ...
高見
中也
高見
俺は幹部だ、首領の命令は絶対なんだよ
中也
それは...そうだが...
高見
なら代わりに君が太宰と会ってくれるのかい?
中也
絶ッッてぇ嫌だね
高見
でしょうね笑
高見
そんなことより今は彼だ
中也
あ?
高見
...ギルドに着いて来たって言う彼さ
高見
エドガーアランポー
中也
誰だァ?ソイツ
高見
自信が描いた小説に人を閉じ込めることが出来る異能を持ってるのだよ
中也
へえ?
中也
んで、なんでソイツが注意すべき人物なんだ?
高見
...今後探偵社の力になる可能性が高い
中也
...わかった
高見
疑わないのだね?
中也
テメェがそう言う時は大体当たってンだよ
高見
僕も随分と信頼されたねぇ
中也
猫かぶンな
高見
ははは〜
中也
おいっ!
太宰
ようこそ、首領
太宰
と...高見
高見
やぁ
森
4年ぶりだね
森
私が買ってあげた外套はまだ使っているかい?
太宰
もちろん、焼きました
高見
酷いねぇ
福沢
ポートマフィア首領森鴎外殿
森
武装探偵社社長、福沢諭吉殿
福沢
ついにこの時が来たな
森
探偵社とポートマフィア
森
横浜の二大異能組織の長がこうして密会していると知ったら、政府上層部は泡を吹くでしょうね
高見
全くその通りだと思うね
太宰
へぇ、君もかい?
高見
...太宰
太宰
少し抜けようか
高見
先生
森
行っておいで
高見
...了解
福沢
...
森
気にせずどうぞ、続けて
太宰
覚えているかい?
太宰
ここで私たちは別れたね
高見
.........
太宰
...話してはくれないのかい
高見
僕はもう君に話すことなんてない
太宰
悲しいことを言うんだね
太宰
どうして来てくれなかったの...?
高見
君が1人でも生きていけると思ったから、それだけ
太宰
本当に?
太宰
森さんになにか脅されたとかじゃあなくて?
高見
真逆
高見
僕の意思だよ
太宰
...
高見
疑うならそのままでいいさ
高見
君は今ここで僕を殺すつもりだったんだろう?
太宰
っ!
高見
図星か
高見
けれどそれは出来ないよ
太宰
どうしてそう言い切れるんだい?
高見
君よりも僕の方が頭がいいから
太宰
冗談を言っている場合じゃ...っ!!
高見
冗談じゃあない
高見
社長も国木田も太宰も出払っているこの状況
高見
僕が何もしないと思った?
太宰
君...何処までもずる賢いね
高見
褒め言葉だね
太宰
味方だと嬉しいが...敵だとこんなにも歯痒いなんてねぇ、
高見
ほらいいのかい?
高見
Qの所へ行かなくて
太宰
っ、チッ
高見
ふふ、また逢えるのを楽しみにしているよ
太宰
それはこちらのセリフだ
太宰
次会ったら君を必ず堕とす
高見
出来るのかい?君に
太宰
出来るさ
太宰
私は君と同じだからね
高見
へぇ
高見
勘違いしているかもしれないから言っておくけれど
高見
僕はまだ、君のことを嫌いになった訳じゃあないよ
太宰
は、?
高見
それじゃ、部下が呼んでいるから行くよ
太宰
待ッ!
高見
中島敦に宜しく
太宰
っ、!
森
ん、おかえり高見君
高見
戻りました
森
どうだい?仲直りはできたかな
高見
ですから喧嘩じゃあないですって
高見
ただ遊んでるだけですよ
森
君もつくづく罪な男だねぇ
高見
先生程じゃあないですよ
森
それ褒めてる?
高見
べた褒めです
森
そうかい
森
で、どうだった?
高見
えぇ、変わってませんでしたよ
高見
相変わらずの嘘つきでした
森
君達は拗れてるからねぇ
高見
アレと一緒にしないで欲しいですね
森
ははは
森
同じようなものさ、私から見ればね
高見
僕からすれば、先生と太宰の方が似てますね
森
おや、本当かい?
高見
嘘ですよ、真に受けないでください
森
高見君...
高見
ふふ、冗談です
森
...君は、どこからどこまでが冗談か分からないね
高見
......さぁ、どうでしょうね






