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ヒサが公園に来なくなってから、 1週間が経った

今日こそはヒサが来るかも、と 自然と足が公園に向かっていた

カゲチヨ

今日も居ないか…

そうボソッと呟き、 公園をあとにしようとした その時_

見慣れた青髪の少女が見えた 俺は急いでヒサの所に走った

カゲチヨ

ヒサ!

ヒサメ

あっ、カゲ…

カゲチヨ

何で先週来てくれなかったんだよ

ヒサメ

なんでもないよ…

カゲチヨ

なんでもないわけねーだろ
なんかあんなら言えよ

ヒサメ

うん…

ヒサメ

私ね

もう長く生きられないかも知れない…

カゲチヨ

なんでだよ…

ヒサメ

重い病気にかかっちゃって、手術しても治る確率が低いんだって
寿命があと、2ヶ月ぐらいって言われちゃったんだ…

ヒサメ

だから、これから入院する事になっちゃった…

カゲチヨ

……

ヒサメ

ごめんね、暗い空気にさせちゃって…!
せっかく久しぶりに会えたのに!

カゲチヨ

……

カゲチヨ

ヒサ

カゲチヨ

その2ヶ月、俺はヒサと過ごしたい

カゲチヨ

ヒサは嫌かも知んねーけどな

ヒサメ

ヒサメ

私も最後までカゲといたい…!

ヒサメ

カゲのそばにいたい…!

カゲチヨ

俺、ヒサが最高の思い出作れるように頑張るわ!

俺はいつだってヒサの側に居る

このマリーゴールドが散って 無くなるまでは_

続く

マリーゴールドが散るまでに

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