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高校1年の春
私は友達ができるか不安だった
そんな不安を抱えながらぼーっと歩いていた
気づくと目の前には正門があった
色々な人が楽しそうに友達と話して ながら歩いている
その人たちについて行くように歩いていった
するとそこにはクラス表があった
私は4組だった
他の人の名前は見えなかったけど
『一ノ瀬 華 』
という自分の名前だけは見えた
そして1年4組に向かった
着くと指定された席に座った。
みんなは楽しそうに話している
だけど私は中学の時の友達はこの学校にはいない
だから、1からのスタートだった
隣の席の君
せめて「よろしくね」って言いたかった
女子に囲まれていた
チャイムが鳴った
すると、、、
尚弥
尚弥
そう言って君はニコッと優しく笑う
その笑顔は
とても暖かく私の心を落ち着かせるような笑顔だった
華
少し周りの目が気になる
尚弥
華
尚弥
尚弥
華
華
尚弥
華
あれから半年
私は君を避けるようになっていた
でも、君が女子と話してると
心の奥がズキっと痛む
モヤモヤする
よく分からなくなり部屋にある 恋愛小説を手に取る
すると、
『胸がモヤモヤするのは恋してる』
という文章だった
その言葉は私の心にスっと入ってくる感じだった