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いろは
よいしょ…っ……
大きめな箱を抱え
いろは
中身が手裏剣や苦無なだけある…さすがに重いな……
浜守一郎
大丈夫ですか？
いろは
浜くん…だったかな
いろは
うん、大丈夫
浜守一郎
手伝います！
いろは
いや、ほんとに大丈…
浜守一郎
重…って顔してましたから
いろは
それでも、これは私の仕事だから私がする
浜守一郎
…そうですか…
いろは
（歩き出し）
浜守一郎
（いろはに着いて行き）
いろは
…着いて来るのかい？
浜守一郎
そっちに用事があるだけで…
いろは
なるほど？
いろは
これを…ここにおけば…
いろは
…身長は足りているのに…っ力が足りな…、……？
守一郎が後ろからいろはの手の上に 手を乗せて箱を棚に置いて
浜守一郎
…これだったらいろはさんがしたことになるでしょ？
いろは
は、え…ああ……（恥）
浜守一郎
本当は頼ってくださいって言いたいんですけど
浜守一郎
いろはさんのそのこだわり好きですよ
いろは
あ、ありがと…？
浜守一郎
それじゃ！
タッタッタッ…
いろは
…恐るべし4年生……
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