翌朝
ホテルをチェックアウトして
水族館に向かう
えと
すごい…
えと
めっちゃきれい!
ゆあん
ね
えと
…初めてゆあんくんを意識したのも水族館だったっけ
ゆあん
あぁ…
ゆあん
じゃぱぱとのあさんに協力してもらったやつね
えと
…あの時さ
えと
初めて自分のコンプレックスを人に話して
えと
それをゆあんくんに受け止めてもらって、
えと
すごく救われたんだよね
ゆあん
…そんなことあったっけ?
えと
ゆあんくんにとっては取るにたらないことだったと思うけど
えと
あれからゆあんくんの存在がどんどん大きくなって
えと
…いつの間にか
えと
なくてはならない存在になってた
大好きなペンギンを見つめながら
ゆっくり言葉を紡ぐ彼女の横顔を
そっと盗み見る
ゆあん
…俺も
ゆあん
受験の時にえとさんに励ましてもらってから
ゆあん
あれからずっと
ゆあん
特別な存在だよ
えと
…うん、
えと
ありがとう
ゆあん
…あのさ、
ゆあん
これ…
前回の水族館みたいに
鞄からあるものを取り出す
えと
…え?
ゆあん
ホワイトデー
えと
えっ、でも旅行の….
ゆあん
っていうのは建前で
ゆあん
…大学入ったら
ゆあん
俺の知らない知り合いどんどん増えるし
ゆあん
…男避けに
ゆあん
付けてくれたら、嬉しい
俺の取り出した指輪を
えとさんがそっと受け取る
えと
…あり、がと
ゆあん
…安物だけど
えと
めっちゃ大事にする
ゆあん
…うん
えと
あーあ…
えと
もう旅行終わっちゃうのかぁ
ゆあん
楽しかった?
えと
うん!楽しかった!!
えと
…し、
えと
嬉しかった…
頬を赤く染めるえとさんは
昨日よりも可愛く見える
ゆあん
…その顔
ゆあん
他の男の前でしないでよ…
えと
え、どの顔?
ゆあん
……
ゆあん
あーー、
ゆあん
この後の追及が怖い…
えと
あーー…w
ゆあん
うりとか、なおきりさんとかシヴァさんとか
ゆあん
あの辺とは喋るの禁止!
えと
えっw
ゆあん
下世話なことしか言わないもん、あいつら…
えと
まぁ、想像はつくね…
えと
…でもさ
えと
私、からぴちに入ってよかった
ゆあん
うん?
えと
じゃなかったら、きっと
えと
ゆあんくんとも出会えてなかった
えと
じゃっぴに感謝だね
ゆあん
…本当だな
えと
それに…
えと
この気持ちに気付いてしまったら
えと
今まで通りでいられないのかなとか
えと
振られたら気まずいなとか
えと
たくさん悩んだけど…
えと
ゆあんくんが勇気を出してくれたから
えと
もっと大切な関係になれた
握る手にきゅっと力が込められる
えと
ゆあんくんのお陰
えと
ほんとに、ありがとう
ゆあん
…俺もまさか
ゆあん
1年後にこんな幸せになってるなんて
ゆあん
4月には想像もしてなかった
ゆあん
えとさんを好きなこと、諦めないでよかった
ゆあん
頑張って、よかった
ゆあん
…これからも、色んなことあると思うけどさ
ゆあん
二人で乗り越えて
ゆあん
ずっと側にいられたらって思う
えと
…うん、
えと
私もずっと一緒にいたい
そして俺たちはこれからも
大切な居場所であるこの家に
一緒に帰るんだ
ただいま!
最終話です!
最初から、えとさんの卒業までと 決めて始めたんですが、
書き始めてみたら楽しくて…
コメントくださる方の感想も 書くモチベーションになり、
気付いたら 予想以上に話数が増えてしまいました
ネタが思い浮かんだら 番外編を書くかもしれません
また、次もゆあえとで 考えてるんですが
またここで書くかもしれないです
ここで会話の流れを作って 別のとこでゆっくり煮詰めるのが 性に合ってるみたいで…
その時にもし見かけたら またよろしくお願いします!
ここまでお付き合いくださり、 本当にありがとうございました






